フリーアナウンサー&動画クリエイターの小田根実穂です。

頑張り屋さんのためのコーチングセッションで

本当になりたい自分を手に入れました♡

 



気がつけば、ブログの更新がご無沙汰したまま

するっと3月が過ぎようとしています。

みなさま、お元気ですか?

 

世の中かなりざわついていますが、

私は変わりなく動画制作のお仕事に明け暮れておりまして

ずーっと自宅オフィスに缶詰でした。

ただ、私も例に漏れず

フリーランスに対する騒動の洗礼を受けることになり、

ほんの少しゆっくり作業を進めることができるようになりました。

私の場合は、かなりスケジュールがきつかったので

これもひとつのご褒美だと、今はまだ思えますが、

本当に何かと厳しいご時世だなあと。

おなじくフリーランスのみなさまの胸中を思うと、

胸が傷まずにはいられません。

 

さて、前だけをみて突っ走ってきた日々の中でも

ブログに綴りたいなあと思うことは数多くありまして、

きょうはそのうちのひとつを書きたいと思います。

 

日々のこと、どんな風に捉えていますか?
 
私は今、フリーランスのアナウンサーという
ちょっとふわっとした(笑)職業でありますが、
そもそも、この道に進もうと思ったのは
 
表向き「好きを仕事にしたかった」
 
実のところ「その頃の自分から、環境の全てから抜け出したかった」
 
それがきっかけでした。
ほんの少し声が良く(笑)電話応対が上手かった。
はい、調子に乗りました(笑笑)
 
その頃、私は毎日の生活いやでいやで仕方ありませんでした。
職場に出勤さえすればお金をいただける立場。
時間を過ごすことにただただ労力を費やすという
今思えばめちゃめちゃ「おいしい」仕事をしていたにも関わらず、
そんな日々が本当にいやで。
原因不明の様々な病気になりました。
(アトピー、じんましん、突然の背中痛で動けなくなるなど)
 
当時は情報を手に入れることは難しい時代。
雑誌でふと目にした「女性タレントオーディション」の広告。
正確には「タレント養成所に入るためのオーディション」ですが、
ラジオで喋る人に憧れていた私にとって、
その1ページが輝いて見えたものです。
 
いやな毎日から抜け出す
 
 
好きを仕事にする
 
と差し替えて、挑戦することにしました。
 
 
 
ネガティブから始まっても…いーんです!
 
オーディションに受かり、家族の反対を押し切って大阪へ。
当時の私は「好きを仕事にする」と決めたことで
自分自身に酔いしれていました。
 
受けるレッスンは全て吸収したい!
毎日の腹筋、背筋。
痩せるための食事制限。半身浴。
目についた文字を言葉に出してみる。
毎日ラジオを聴いて、イメージトレーニング。
音楽を聴く。新聞を読んで知識を深める。
 
 
ネガティブから始まったはずなのに
全てが輝いていて楽しくて仕方がない。
 
生活のためのアルバイトも、もちろんしていましたが、
昼はアルバイト、夜はレッスンという毎日が
楽しくて仕方なかったです。
 
「やってみたい」が「やりたい」に変わり
「必ずやる」になった時、
 
なぜか根拠のない自信が湧き出してきたのです。



 
そして、現実へ
 
文字通り「好きを仕事にした」私ですが、
最初についたお仕事は
 
番組制作兼アナウンサー
 
地方のケーブルテレビ局のオーディションで勝ち取りました。
この時の仕事が、今の私の土台を作っています。
ただ、バラ色の日々ではなく
まあまあ辛い日々でした(笑)
 
自信満々の若手。
その鼻を、ボッキボキにへし折られるわけです。
 
そもそも真面目で、
関わったことには全力を出し切るタイプ。
番組制作という未知の世界で
自分は何もできないことに気付かされたのです。
でも、「私はできる人」と、心のどこかで天狗になっていたんです。
 
今思えば、もっと素直に先輩方の教えを聴いていればよかったな。
 
その後、関西に戻って色々なお仕事をいただいてきました。
元々の経験もあって、わりといろんな現場に出していただけたんです。
 
テレビのリポーター、イベント司会から始まり
ラジオのレギュラーが少しずつ決まっていき、
私のフリーアナウンサーのお仕事歴の9割はラジオの現場と言える状態です。
あ、ブライダル司会もかなりの数をさせていただきました。
途中から数えていませんが、2,000組近くの新郎新婦を送り出してきたのかな。
 
その全ての現場で、結果的にしていたことは
 
とにかく、目の前の仕事をしっかりやり遂げる
 
ただそれだけでした。
 
今、好きを仕事にできているかと聞かれれば
 
(積み重ねてきたから)この仕事が好きになりました
 



 
これからは経営者目線で
 
現在、私はどの事務所にも所属していない、
正真正銘「フリー」な状態です。
放送局と直接やりとりをしてお仕事をいただいています。
そして、後進の指導にも重きを置いていて、
4月からの新年度も、タレントや声優を目指す専門学校生に
このお仕事の基礎的な部分をお伝えしていきます。
 
動画クリエイターでもあるし、コーチングもしている。
いったい何屋さん?な状態ではありますが、
今やっている全てのことに意味があり、無駄はありません。
 
コーチングの分野で言うと、
本当に私を支えてくれている土台だし、
細々とでもクライアントさんがいてくださるのであれば
お役に立ちたいなと思っています。
 
ただ、これから私の基盤となるのは
動画制作になってきます。
その分野で、一緒に仕事ができる仲間を探し、
チームとして動いていくのが今の目標です。
 
私がこれまで避けてきた経営者目線。
チームの舵取りをする、船長さん的な立場ですよね。
 
アナウンサーを目指した「若い頃」とは状況が違っていて、
いろんな現実が見えすぎて、
正直その頃と同じようには目指せない分野です。
いやあー怖い!!(笑)
 
でも、「動画制作を仕事にできたらいいな」が
今は「動画制作を仕事にしています」になり、
これからは「それを続けていきます」にしていきたいのです。
 
結果、
 
この仕事好きですね
 
と言える日が来るのか?どうなのか????
わかりません!
 
これまでの私と同じように、
 
目の前のことをしっかりやり遂げてく
 
今はそれだけです。
 
 

なぜこんなことをつらつら書きたくなったのか。
実は昨日、専門学校の講師会があったんです。
エンターテインメントの学校ですから特殊だと思われがちですが、
普通の高校生が夢を叶えるためにやって来るわけです。
日本の学校教育の中で育ってきたもの(心の部分)が
私たちの時代と全く違う。
それを再確認しました。
この人、学校の講師なんだーと、学生が何かで検索してヒットした時に、
何かお伝えできればいいなと思って書きました。
 
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