先日の1人放送局開局のお知らせに多数くの応援をいただきました!
ありがとうございます
具体的になにも提示していないのに、無条件に応援してくださる…
本当に嬉しい限りです。
その裏側、開局に行き着くまでも書きたいのは山々なのですが、今、書きたいのはこの本のお話!
罪の声/ 塩田武士氏著http://interview2016.jugem.jp/?eid=2
あの未解決事件、グリコ森永事件をモデルにしたフィクションです。
作者の塩田さん、実は、
火曜日ラジ関仲間の塩田えみちゃんの弟さんなんです!
えみちゃんのブログ見て知って…
ごめーん!弟さんが作家さんだって知らなかった〜!
と、すぐに楽天ブックスでポチっていたのです。
小説は好きで読みますが、読むときは集中するけど読まないときは全く…という私。今、全く読んでない時でした。
そこに、ハマりました!
ある日のランチ。スープと罪の声↓
グリコ森永事件で実際にあった誘拐や脅迫、その手法などはそのままに、
犯人像はこうだったのではないか…というお話。
主人公の新聞記者が取材を進めて行くうちにお話が進行して行くという構成もおもしろい。
家では読書する時間など1秒もありませんので(苦笑)電車での移動時に読んでました。
もう、半分を過ぎた頃が続きが気になって仕方ない。
もっと家が遠ければいいのに〜とさえ思いました。
そして、今、この小説に出会えたことは私にとってとても大きくて。
主人公の上司の言葉や、主人公の心模様から
取材とは何か
伝えるとは何か
記者が「知る」とはどういうことか
知ったことを伝えるとはどういうことか
これから、ジャーナリスティックに物事を見ていきたい私にとって、本当に大きな意味を持つ読書時間でした。
元新聞記者の塩田さん。
多分ですが、新聞社内の様子や上司の人柄やスタンス、記者同士の会話などは、全く同じでないにしても同じような感じだろうし、
何より、塩田さんご自身の取材力もかなりすごいんだと思います。
元々将棋担当をされてたので、作家に転じてからはそちらの方を題材にされていたようなのですが、
今回の作品には並々ならぬ思いがあったことと思います。
その渾身の作品が、山田風太郎賞という、権威ある賞を受賞されたのです!
本当におめでとうございます!!
もう、これ映画化してほしいわ〜!
そうねぇ、阿久津さんは西島秀俊さんあたりで!
俊也さんは五代様!のディーン・フジオカさん!
総一郎さんなんて、今をときめく星野源さんあたりが好演しそうな!
楽しみぃ〜!!←全くどうでもいい妄想
あー…なんだか読み終えてぽっかり穴が空きました。
次は何を読もうかな♪