ぐぐっとくる出会いが、ありました。
それも、近所のスーパーで。
夕刻です。
綺麗な夕日が、まさに沈もうとして、
窓からあたりをほの赤く照らしていました。
お相手は、外見のどろくささもわたし的にはツボだったんだけど、
中身がよさそーなのが、とってもステキで、
もう一瞬で、視線集中させてしまいました。
ちょっと黄味がかった肌。
ガタイはわりに大きいんだけれど、
フットワークは軽そうな、その体躯。
20袋入り。
価格帯も手ごろ。
いっちゃん、そとがわに、
なんだかみょーにヘタクソな字で、
はとむぎ茶、って書いてた。
やまのように、積まれてた。
まあそんなステキな出会いに導かれ、
要するにまとめると、
安かったからというだけで、
なにも考えずに、はとむぎ茶を買いました。
で、ウチに帰って、さっそく沸かしたんですけどね。
濃い目がいいなぁと思って、
水1.5Lに一袋でいいところを、
欲ボケ大サービスで、
水2Lに、二袋、投入してみました。
で、無事沸いたので、
火をとめて、煮出してました。
そのまま忘れて、
風呂なんか、入ってた。
風呂上りはさらにご機嫌で、
バスクリンの買い置きの並べ替えも、してた。
そのあと、クリアクリーンで歯を磨いてた。
そのあと、クイックルワイパーでお掃除もしてた。
そのあと、枕カバーを取り替えて、
ご機嫌に、ねむりました。
朝起きて、
台所に立って、
手を洗って、ふと見たら、
・・・ヤカンちゃんが、いらっしゃる。
????
ここでやっと、自分が、そういえば昨日お茶なんぞを沸かしたっけ、
ということに気づきました。
すっかり冷たくなってたお茶を、
どんな味なのか!?
とわくわくしながら、飲みました。
・・・・・苦ぇ。
煮出しすぎです。
さっさとお茶パックを引き上げるべきでした。
時すでに遅し。
げんなりして、
まあとりあえず出勤して、
帰ってきて、
コップにいれたまま放置してたお茶をなんとなく又飲んで、
コップを洗いました。
・・・・・茶渋が、取れません。
はとむぎ茶くんの、色素がツヨイ。
つよインクの比じゃねーづら。
これどうやってとるんだ。
私のお気に入りの白いマグカップ!!!
かえせ!
かーえーせ!
私の潔白をかえせーーーーーーーー
という気持ちになり、
うさこ「・・・あ」
と思いついて、
茶渋をがんがん取るスポンジって、たしか売ってたよね!
と思い立って、
ドラッグストアまで、
チャリんこをこいで、
いそいそと、出かけました。
(明日へつづく)