私は、「言葉」というものが好きだし、
言葉のもつ力というものも、好き。



それは、ときに人を落ち込ませもするけれど、
人を元気にしたりもします。
いい言葉に出会うと、一気にうれしい気分になれたりもします。





いままでの人生のなかで、であったたくさんの人たちから、
たくさんの言葉をもらいました。



高校生のときにおせわになった国語科の先生に、
じぶんの作文とか、小論文を添削してもらうのが、
とても楽しかったのを覚えています。

作文や小論文じたいは、
あまり得意ではなくて、
なにを書けばいいのか、頭を悩ませていた記憶があります。



言いたいことを、簡潔に、わかりやすく表現するって、
なんて難しいんだろうと思いながら、
自分が必死でひねりだした文章。


必死でひねり出したにもかかわらず、
おんなじような表現が何度も使われていて、
つまりそれは自分には語彙力がないってことなんですが、
どうやったらもっとうまくかけるんだろうと、
悩み悩んで、
添削してもらうわけです。






返ってきたその作文たちは、
劇的に、生まれ変わってたりするんです。


ほんの少し手を加え、
表現のしかたを変えるだけで、
こんなに読みやすく、心に響く文章になるんだ!
と思うと、
ドキドキしました。






だからこそ、本を読むのが好きです。
心をわしづかみにされるような、
グッとくる表現に出会ったときのうれしさは、
忘れられません。








ときどき、他でもない自分のために、

ひたすら、ノートに言葉をつむぎます。

それはもう、精神論というか、

ほかの人が読んだら、きっと、

「なんじゃこれ」

というくらい、わけのわからん思想論で埋め尽くされています。

まさにうさこワールドみたいなノートが、

私はとても好きです。

ぐちゃぐちゃで、整理がつかない自分の心の澱を取り去って、

きれいに整頓するための作業のひとつが、

このノートに、日々のグダグダをつづること。



ただただ、マイナスの自分も、プラスの自分も、

思うままに羅列し、書いていきます。

そこでは理屈も理論もモラルもなんにもない世界なので、

好き放題。

でも、当の本人が読み返すと、

当時考えていたことが、

難解な比喩にまぎれて、ありのままに散見されて、

恥ずかしかったり、笑えたり。






ブログを書き始めたのも、
いつか、「ステキな文章」を書けるひとになれればいいなぁ、
という気持ちがあって。
もう、思ってることをそのまま、
ああでもないこうでもないと、
ひたすら書いています。






「ステキな文章」ってのは、

いわゆる文学の格調高い文章ではなくて、

自分が感動できたらそれでいーや、

と思ってます。





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今日も、最後まで読んでくださって、ありがとう。
読んでくださってるみなさまに、感謝です!!


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