ごめん。

しつこくしつこく、イタリア流・愛のメールのハナシです。





・・・ヤスナリくんとラブラブだった、

あの頃のみかこ先生は、
ハタで見ていても、おかしかった。





なにしろ、先生は日々、必死でイタリア語を勉強してるんですよ。

もう、恋愛ジャンキーのみかこ先生としては必死です。



ヤスナリくんの心をいかにメロメロにするかに夢中なわけです。


イタリア語の本を買い込んで。
イタリア語検定を受けようとする人そっちのけでした。






恋愛プロヘッショネール。




ゲームは、攻略本を穴があくほど読み倒しつつ極めまくる、

というゲーマーとおなじく、



レンアイは、

ホネのずいまで、

しゃぶりつくす!! (今日のみかこ標語)







・・・みかこ先生、ヤスナリくんに、


「あなたの国のことばを覚えたいから、
イタリア語を教えて?」


と言ったらしいです。(萌え~~~)



まあもともと、先生はイタリア好きだったので、

ある程度の単語の知識なんかはあったみたいですが、

それはそれでまあ作戦として、

あなたが好きなあまりイタリア語も勉強したくなっちゃったの、

というわけです。



ヤスナリ「ええ? 本気か? 僕は思うのだけど、イタリア語は世界で一番むずかしい言語だよ」


みかこ先生「えっ。本当に!? せっかく勉強しようとしていたのに、どうしようかなぁ。

まぁ、自分でちょっとかじってみて、わかんないところをあなたに訊くようにしようかな」





という会話のあと、

みかこ先生はほんとうにイタリア語の本を買い込み、
よく医局のソファで寝転がってそれを読んでいました。






レンアイには、

カネも手間も惜しまん!!! (今日のみかこ標語)







いや、
イタリア語を勉強するのはいいことだと思いますよ。
つきあってる人に影響されて、自分もかしこくなるんだし。




でもまあそれが、




・・・ふつうのイタリア語じゃなくって、




みごとに、



愛情表現に偏って、      ←太字






学習していくわけです。






先生は「ネタ帳」なるものを一冊つくり、
そこに、使えそうなイタリア語表現を書いていっていました。


これを小出しにメールで使っていくわけです。
なんてあざとい。
というかあっぱれです。




そのネタ帳がまたおもしろいんだ。





Ti amo.
(愛してるよ)


もうこんなのは、常套句です。

ヤスナリくんが送ってくるメールも毎回冒頭はコレです。

おはようとかこんにちはという頻度より、はるかに上。


なんならショートカットで”て”を入れたら即座にこのフレーズが出てくるくらいの勢いです。
というか実際、単語登録してました。
・・・見たとき、悪いけど、笑いました。・・・

  




それとかまあ、




Ti penso sempre.
(いつもあなたのことを考えてる)



まあ甘ったるい。







ほかには、




Sono sempre accanto a te.
(いつもあなたのそばにいるからね)






とかが、「ストック」としてたくわえられていました。





ああ甘ったるい。








・・・いえ。
なんでこんなことを私が知っているかというと、
みかこ先生がヤスナリくんとお別れしたあと、
その「ネタ帳」を
「いらん」
と言って、私にくれたのです。はぁ。



今これ見てると本気で笑えます。いやもう、悪いけどオカシイ。






で、こんなふうに、イタリア語でがんがん、
愛してるだのなんだのと、
みかこ先生に言われたヤスナリくん、
もう、どんどんみかこ先生に夢中になっていってるもようでした。

(ある意味、エジキです。ああかわいそう。。。)





というか、あらためて思ったのだけれど、
とってもクチがうまいです。みかこ先生。
すげぇです。







ヤスナリくんからみかこ先生に送ってくるメールも、



「みかこのことが、大好きだよ!!
(もう好きどころじゃないよ・・・!)」


とまたもう、燃えさかる炎のような情熱あふれる文章。

あふれてこぼれて大増水してそうです。






みかこ先生も、ヤスナリくんの反応がいちいちおもしろくて、

あおるように、情熱的な愛のメールを送っていました。

(あおりすぎ)



でも、イタリア語を勉強するのも次第に熱が冷めていったらしく、






<ネタ帳>



-----コレは使える!-----


anche io : 私も
Mio tesoro ミオ デゾーロ : 私の宝物
Ciao Bello!(チャオ・ベッロ!) :ダーリン♪





・・・などと、書いてありました。








やっぱり注目すべきは、



anche io : 私も






・・・。





ヤスナリくんが送ってきた愛のメールをまあそのまま、
ストレートに剛速球で打ち返すという魂胆、丸見えです。


これなら全然手間なしラクチン。
最強です。




なにを言われても、「私もよ」。




相手が何言ってんのかわかんなくても、
愛情表現だなぁということさえわかれば、
「私もよ」で事足りるのです。






たとえば、イタリア語でこーゆう会話になるわけです。





「愛しているよ」
「私もよ」
「心から好きだ」
「私もよ」
「四六時中きみのことを考えてるよ」
「私もよ」
「きれいだね」
「私もよ」




・・・はぁ。最後のはあきらかにオカシイけど、ドンマイです。

愛の前にはささいな間違いも行き違いもなにものも障害にはなり得んのです。





もう、みかこ先生の素行がアッパレすぎです。






そして今日のMVPメール。

みかこ先生が私に見せてくれた数あるメールの中でも、

クサすぎて抱腹絶倒でした。



みかこ先生の強烈右ストレート。
ヤスナリくんは、たぶんコレで気絶しそうになったことと考えられます。














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from みかこ
to ヤスナリ




”Ti amo.”        (←”愛してます”)


・・・世界で一番むずかしいはずの言語だって、
あなたに対しては、この一言で、
事足りてしまうじゃない。







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。。。。一リットルの鼻血。







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今日も、最後まで読んでくださって、ありがとう。
読んでくださってるみなさまに、感謝です!!


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