小太郎
発散大好き
小太郎さんはテンションの落差が他のワンコと比べ大きいタイプ。
その為飼い主さんは、それにあわせた上から下までの扱い方の引き出しを持ってないといけない事になります。
私は訓練する際、犬の状態によっておそらくこの辺はこの扱い方だろうと目安をつけ、引き出しを開けるイメージを持っています。
当然気性が激しい子は引き出しの数が増え、扱いは大変に。それも上の上までの引き出しを開けないといけません。
↑のワンコは、飼い主さんも扱いを覚えないと訓練しても意味がないタイプ。
気性の安定した子はそんなに変えなくても、補えます。下の方の棚2~3段をやりくりするイメージです。
↑のようなワンコは、訓練士任せでも言うことを聞くタイプ。
小太郎はその意味で言うと引き出しが多く、飼い主さんの覚える事が多いワンコです。
大変なのは、テンションが高い時でこちらが思う以上に、急に上がります。
(お散歩前・好きな人と会う・走るとハイになる・こちらがテンションを上げると小太郎は倍上がる等)
気持ちが高揚する事自体は、気分がいい+ストレス発散になるので犬にとって悪いことではないですが・・・
対応として、普段から遊びでこちらから小太郎の興奮を誘い、テンションコントロールの練習をしています。
やり方は・・
ボール遊びや一緒に走るなどで犬をわざとMAXまで興奮させ、急に伏せ・待てなどをかけます。
例えば伏せをする場合は、自分も伏せするように大袈裟におこないます。
ポイントは・・犬の興奮に比例して、命令→実行の時間を短縮(早ければ早いほど良い)
リードをかならずつけて、命令を早い時間に強引にでもやり切ります。
そして1~5秒伏せさせまま集中させ、よーいドン→また遊んで興奮、を繰り返し。
上手に出来ている場合は犬が明らかに笑うので、それ以外の場合・テンションが上がりきっていない・楽しんでいない等の時は実行しないで下さい。
そのワンコに合うテンションコントロールがあるので、ご不明な方はお尋ねください。
犬の訓練
こんばんは今日は陽射しが強く本当に溶けそうでした
そんな中、可愛い洋服で私を楽しませてくれたのは、
ラブちゃんと
毎回色々なお洋服で楽しませてくれます。
今日はヤンキースのユニフォーム
2頭ともすれ違いにカワイイの声をうけまんざらでもなさそうでしたよ。
黄色い声を聞きつつ公園に到着。
ラブは競技会に向けてここで訓練です。
最初にボール投げをしてテンションを上げていると・・・
一人のおじさん+ワンコが現れ、こちらへ。
「やあ、おはよう」
それはそれは、ずいぶん爽やかな挨拶です。
そしてそのおじさん、自分の犬のリードをおもむろに外し、待てをかけはじめました。
もしかしてとても近いので私はラブちゃん抱いて一時撤退
おじさんは、グラウンドの端まで行き
「よし来い」
↑ 往復×3
一通り終わるとツカツカと私の元へ
「可愛い犬だね」
それは達成感に満ちた顔でした
これは訓練していると実はよくある光景です。
何故か近くまで来て、見せつけられます。気持ちはとってもわかりますが・・。
今日はイキイキとした犬のしつけの方の勉強になりました。
訓練色々・犬も色々
今日は、コーギージョハナちゃんの訓練をお届け
お散歩で歩かない&犬嫌いなジョハちゃん
おうちの近くに車を止めて、ジョハちゃん宅へ
夕方になり「うんうん涼しいぞ、これは気分良く訓練できそうだ」と思いながら、スタスタ歩いていくと、あらっジョハちゃん&ママがいらっしゃる
気分がのっていたので
「ヘイ、ジョッハーひしゃしぶり」
つい魔がさしました
松岡修三は封印し、ゆったりと訓練を開始です。
歩かない子の対応は、まず歩けないのか、歩かないのかを考えます。
この子の場合、完全に後者。年齢+テンション低め+マーキングしか楽しみがない+自分が止まれば飼い主さんを止められる
などを十分にわかっているようです。
そうですかなら人間が止まらず引きずってでも行けば良いですが、それは私に懐いた後。
飼い主さんは↑しても問題ないですが。
私はそれ以外の対応で様子を見ます。
例えば歩く速度が落ちてきて、止まりそうかな?と思ったら
あえてこちらから先に待てをかけます
逆効果のようですが、待てをかけるとどうも動きたくなるのが犬の常
歩き出すフリなどして、犬が歩きたそうにするまで少しじらしたりしてみます
(ここで時間を取りすぎると本当に休み始めるので)
「あるくのかい?あるかないのかい?あるくのかい?」
by なかやまきんに君風
今日は10秒走れました。たかが10秒、でも今のジョハには他のワンコの1分相当。
よくがんばりました
頭でっかちな話
今日は犬との関係、堅苦しくご説明です。
私なりの考えなので参考までに
人間は、気分が高揚している時、冗舌になり物事に積極的になります。
いわゆる話し手側になります。
逆にテンションが低い場合、聞き手に回る事がほとんどのはずで、テンションが高い、意欲がある側が主導権を取り易くなると思うのです。
普段の人間関係も犬との関係も似たものがあるのではないでしょうか?
犬で置き換えると、普段から高い犬、散歩始めの犬、欲求がある犬、ほとんどがその場合飼主さんのテンションを上回り、オレは何かしたい!発散したい!と話し手の状態になります。
そうするとリードを持っている方は完全な聞き役。
話し手側が犬、それを聞くだけの人の関係になり、それが毎日続くとお散歩時の主従関係など無くなります。
(ココで言う「話す」は・・・引っ張る、飛びつく、吠えるなど)
犬お散歩帰りや、遊んだ後等、犬が落ち着くと、主導権取りやすくありませんか?
飼い主さんの持つ意欲、テンションよりも勝手に犬の方が下がるからです。
その時、犬のほうが高揚しているでしょうか?
(もちろん、特別な出来事の高揚等は除く)
と言う事は、人間が常時犬より気を高め、正しく犬をリードするべきとなります。
それが出来れば満点。
ですが、なかなかそうは行きません。
では自分が聞き手に回った時、どうすれば?
犬に話してもらうのが一番!! その後勝手に聞き手に回ってもらいます
例・・散歩で興奮する犬の場合
・お部屋・家の前などで散歩の前に犬に話させましょう
↓は散歩中、犬の聞き役になるより、よっぽど良いです。
①散歩の前にボール遊び
②わざと興奮させてロングリードで犬を走らせる
③発散を意識した犬との遊び
④興奮を利用してUターン鬼ごっこ
などがあります。
聞き手に犬が回ったらその後お散歩へ・・
集中自体はしないですが、服従関係が崩れるお散歩にはならないハズ。
色々お試し下さい。
もちろん犬の性格で合う合わないがあるので、訓練中のわんちゃんでご不明な方はお尋ねくださいませ。
モーちゃん
昨日の続き
高速道路で全く動かない、この猪のような犬
犬ともども何をしているのだろう・・ハァ
と思っていると、黄色いパトロールをしている車が私と猪犬の後ろに到着。
誰かが危ないとお思い通報した模様。 これで私がこの茶色と心中する可能性は少し減りました
黄色の車からおじさんが降りてきて
「この犬、あんたのかい」
やっぱりそうきたか
どう説明すればよいのやら
私の犬ではないが、犬の仕事をしているので移動を手伝う事を伝え、この猪犬を黄色の車に運ぶことになりました。
しかしうかつに手は出せません。 この場所で急に動き出したら 顔がとてもいかつい
が恐いと思っている暇はありません。 話の流れから私が触ることに
おじさんの手前、「ほらほら大丈夫だよ」等と余裕ぶってみます
内心は、自分に言ってるような感じでしたが
ゆっくりと近づき腰をかがめ手の甲を差し出すと、
クンクン嗅いでいます。 「おっ大丈夫そうだ」不安そうな顔でもない。
あらっ、最初は見えなかったけど3重アゴの下に首輪をしている
人には慣れているみたい。 確かにこんなに太った野犬、後で考えるといるわけがない。
おじさんに大丈夫!!と伝え2人がかりで車の荷台に運びます。猪犬はずっと伏せの姿勢のまま。
黄色い車の後ろに付いて行き、管理事務所へ よしよし、これで一安心
到着すると、そこの事務所の一番偉いと思われる人が出てきたので、一通り説明。 すると
「そうかい、それはご苦労さん。今日は保健所が休みだから、明日引き取りに来てもらうよ」
保健所 まさかこんな流れになろうとは・・・
またまた続く