訓練ワンコはエリカ様 | 今日も犬に教え、教えられ

訓練ワンコはエリカ様




ここにも姫がおりました。

と~っても大切に育てられたワガママ姫が。




今日の訓練は



新入生ワンコ、トイプ~りんちゃんです。

(1才・女の子)





それはもう素敵なくらいのお姫様っぷり!!






気分が乗らないと・・・

すぐにふてくされて、こんな顔。





ママと遊べば体当たり。手をガウガウ。




いつもたくらみ顔でこちらを覗う。ケケケーッ




もうですね、りんクラスになると


・何かを教える

・訓練をする

・一緒に遊ぶ


これらは全く通じないのです。



まさに過保護ワンコの訓練、小田ヨットスクールにピッタリなりんちゃん。



性格は、常に上から目線で、偉そう。

私は陰でエリカ様と呼んでいます。




さて、そんなりん様をどう訓練するか?です。


ママがとっても優しいので、私だけりんにきつく訓練しても意味が無い。

その上ママの目線が気になるぞ。



やはり、普段の生活から変えてもらおう。

そうしないと、訓練との整合性がとれない。



なので、お伝えしたのは



・これまでほとんどお家の中では放し飼いだったのを

→ハウスの徹底(出すとき、出さないときの区別をしっかりと)



・ハウスでは吠えると、すぐ出していたのを

→徹底無視

(本当は叱って黙らせたいのですが、ママが叱ると結果りんが喜ぶ)



・いつも抱っこ・連れて歩いていた家の中。

その為ママがゴミ出しや、別の部屋に行くと、一人でいるのが不安ですぐ吠えていた

→ママの子離れの徹底



・りんが常にママに対して甘えられる環境にあった為、いざという時はプイッとする。

→愛情を伝える時は、命令を聞いた時、遊びの時間に限る。



これらをと~ってもお優しいママにして頂き、ママストーカーりんの自立を促します。

ママの自立が先か、りんが先かはわかりませんが・・・




少なくとも、無駄に叱って、無駄に争うしつけは避けられる。





主従関係をハッキリと伝え、どこに愛情を注ぐか?




お寿司を毎日食べても、いずれ飽きるのです。


たまにあるから、嬉しいのであって。


当然、愛情ももらい過ぎると飽きて、溢れる。





干渉し過ぎず、正しい関係、正しい距離


それが、しつけの基本だと思うのです。





それでこそ、命令も聞きがいがあるってものだと思うのです。





ママはここ数回のレッスンでずいぶんと変わられました。


姿勢、言い方、伝える態度。


以前と比べて1080度違います。




早くしつけを終え、本題の訓練へと入りましょう!!

私も、りんも、ママのがんばりに期待してますよっ