しつけとは? | 今日も犬に教え、教えられ

しつけとは?



今日の訓練は

噛み噛みウエスティーこと


みるくミルクです。





今でこそ、こんな顔をしてくれますが、最初は触るのも緊張するほどでした。・・・


特に、急に触ろうする&抱きかかえる際に反応を示すのです。

ガウガウガウ怒と・・・



一家の王子crown*として飼われ、王子crown*のように育てられ、王子crown*の振る舞いをする。



このコが噛み付くようになったのは、必然だったのかも知れません。

なにせ王子おうかんなのですから。



気に入らない事には吠え、怖い時&不安な際には唸り

我慢を知らないので、イライラが募るとすぐガブリと。。。

なにせ王子おうかんなのですから。



ガブリと咬んだ際には、さすがにパパに叱られます。

が、怒られれば怒られるほど反抗するのです。もう修羅場。


普通は本気で叱られた際には、反省も謝罪もするのでは?

ワンコが姿勢を低くしてゴメンナサイと・・・媚びて擦り寄る。


が、みるくは違うのです。




なにせ王子王冠なのですから




しつけの本でも、教室でも、犬の事を知っている人に尋ねても


「犬が本気で咬んだら叱るべき」 (甘咬みは除く)


との答えが返ってくるでしょう。

テレビで見ましたが、中には棒で叩く人もいます。







私個人の考えですが、それは違うと思うのです。



これまで訓練で出会った、数々の咬みつきワンコ達。

どの子も、王子か姫でした。

(もちろん、人間不信や超臆病ワンコなどの防衛パニック咬みつきとは異なります)


ワンコは

性格 + 環境 + 経験  +  家でのポジションなりの行動を取っています。



そんな王子ワンコに、下の者達がどう進言した所で、聞くハズがありません。

どう叱ったとしても、堪えるハズがありません。


まあ、良くてその場だけでしょうか。


普段の生活が王子で扱われるのですから。

叱った事との整合性が全く無いのですから。



この場合、叱る事に価値はありません。



どの子も咬むのが悪い事なんて、1回でも叱られたら十分わかるのです。

でも、やる。

叱られるとその後余計にやる。







みるくと同じような飼われ方をしても、咬まないワンコもたくさんいます。

が、この子は少々性格が弱いのです。常に不安を持っているのです。



王子はパパがなればいい。姫はママがなればいい。

ワンコが安心して身を任せられるように。



叱る前に、怒る前にやるべきことがあるのです。

勘違いさせないように、鼻が伸びないように。




ワンコと自分の立場をハッキリさせる!!




そんな育て方、扱い方をしましょう。


そうすれば不毛な争いは避けれるのではないでしょうか。















今日はパパと一緒にレッスン♪*

楽しそうに遊び、触ってもらうみるくの顔を見て





この子の訓練を頼んでもらえてホントよかったな~と。顔・伏せ目




パパとママに感謝なのですアリガトウ