ショックな気持ちの行方 | 心理面接室O.C.WORK『過剰適応あるある。』ブログ

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自分を押し殺し、周囲に合わせすぎて、苦しいあなた。『過剰適応』していませんか? 
『過剰適応』にまつわる困り感をわかちあい、
ゆるやかな緩和を目指すために、こころに役立つ情報を紹介するブログです。

 

ショックを受けること、ありませんか?

リラックスしているときほど、それは強くやってくる…。

そんな目に、あうのは嫌だ。だからこそ、日々、用心して、緊張し、配慮して暮らす。

過剰適応の傾向のある方の、日常かもしれません。

 

ほんとうに、ショックですよね。

なにか、思いもかけないことが起こる。うまくいかないことが起こる。。。

 

過剰適応の方でなくても、日常にショックはつきもの。

うまくいかないことも、山のような日々です。

でも、そんなとき、人は、どのように、それを回復しているのでしょう。

 

ショックを受けた心は、その時、ショックを受けています。

まるで、何かに殴られたか、ぶつけたか、したように。

「痛み」を受けています。ガーン、ジーン、ウルル。。。(涙)

 

でも、やがて、それは、流れていくでしょう。雲のように。。

 

だれかと一緒に、こんなことがあったと、受け止めてもらうと

驚きや、痛みや、悲しみは、だんだんと静まっていくことでしょう。

 

物事によっては、時間がかかることもあるでしょう。少しずつ、受け入れられたり、逆に、「これは、受け入れられないほど、今までにない大きな出来事だ、受け入れられなくて当然だ」など、苦しくても、そのショックを、段々、言葉の世界で取り扱える範囲にしていけるでしょう。

 

けがをしたときに「痛いの痛いの飛んでいけー」と

一緒に「痛み」を分かちつつ、

「痛み」がなくなることを応援してくれる人が、いるといないとでは、「心の痛み」の感じ方は、大きく違うことでしょう。

 

特に、小さい子どものときは、ショック、心の驚きを、どうしたらいいか、わかりません。

息をのみ、驚いて、どうしていいかわかりません。

どういう気持ちなのかも、初めはわかりません。

 

そこには、「言葉にならない痛み」があるのです。場合によって、それは、頭痛や腹痛、ぜんそくなど、さまざまに「身体化」していきます。

 

しかし、それを、環境側で、受け止められず、気づいてもらえなかったり、「無視」されたり、「うるさい」「なんてことない」「だまってろ」「声を出さずに泣け」などと言われたら、そのショックを受けた子どもは、どんな風に感じるでしょうか。

 

自分の受けたショックは、そのまま放置となって、処理されないまま、

ショックを受けた自分が悪い…。

ショックを受けてはいけない…。

そんな自分を、誰も、相手にはしてくれない…。

と思い込んでしまいます。

 

そして、日常の、ありとあらゆるところに存在する、

未知という世界が、子どもにとって、

恐怖と、失敗の許されない世界になっていってしまうでしょう。

 

ショックを受けることに恐怖があると、人は自分の感情を切り離してしまいます。

 

①ショックな出来事を自分が受けとめられないこと、②ショックを受けた自分を受け入れてくれる存在・他者がいないこと、それらのことから、自分の心を守るために、心を解離する術を身につけてしまいます。

 

場合によって、リスト・カットや、アルコール依存などに陥ることもあります。

 

また、傷つかない心や傷つかない存在であろうとし、なんでも出来ると思う“万能感”に頼り、過度なポジティブ・シンキングなど、躁的な高揚感に浸ったり、自身を捧げるような仕事の仕方、ワーカー・ホリックのようになる方もいます。

 

「過剰適応」も、そのような背景のなかで、身についていく防衛策の一つと考えられます。

 

未知の世界に生きていくことは、大人になっても、同じです。

 

ショックを受け止める、心のクッション。

ショックを分かち合える、関係。

ショックを分かち合うことに、慣れる。

分かち合ってもよいことを、知る。

 

そのような関係性を育むこと、そして、その関係性があなたのなかに、パーソナリティとして根付いてゆくことは、ショックを緩和し、世界が恐怖と失敗の許されない世界にならないようにするために、とても大切です。

 

あなたの心は、器を大きくしていくように、深みを増し、そして、繊細な気持ちに気づき、対処していけるようになるでしょう。(これが、心のミラーリング・メンタライゼーションの機能です)

そして、智恵を知り、思慮や慈愛を知りながら、年代を重ねていけるようになるでしょう。

 

ショックな気持ち。それを、受け止める気持ち。

 

心に、氷のように固まった、かつてのショックな気持ちを一緒にみつめてみませんか。

その気持ちの救済が、自分の信頼感の回復へとつながっています。

 

それを、救い出せるのは、今の大人になった、あなた自身にしかできないのです。

サポートを受けることは、とても大切なことです。

でも、その第一歩を踏み出せるのは、あなたの健康な力です。

 

あなたの中の、ショックを受けたまま、凍ったままになった気持ちを、無視しないでください。

あなたの心の、凍った雪だるまのようになった子どもを、無視しないでください。

大事に、扱っていきましょう。

 

※ホームページ【こんな方に】のページ、『A子さん(34歳・会社勤務)の場合』も、ぜひご覧下さい。