こころの修復。こころの再生。 | 心理面接室O.C.WORK『過剰適応あるある。』ブログ

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自分を押し殺し、周囲に合わせすぎて、苦しいあなた。『過剰適応』していませんか? 
『過剰適応』にまつわる困り感をわかちあい、
ゆるやかな緩和を目指すために、こころに役立つ情報を紹介するブログです。

西洋絵画の修復過程をご覧になったことはありますか。

 

長い歴史のなかで、塗り重ねられてきた、古い絵の具やチリ埃などを丁寧に落とし、

目に見えない、傷やひび割れまで、さまざまな角度から見つけだす。


破損部を、繊細な方法でつなぎ合わせ、ときに、失われた部分を補いながら、

絵を、元の通りの美しさに、戻していく作業です。

 

修復された絵画は、よりオリジナルな状態へ近づき、「再生」されます。

 

そこに至る長い時間の積み重ねと、作品に対する想い。

携われることへの感謝と、畏敬の念。

 

絵画自体のもつ命、魂のような息吹と、職人の技術と愛が、

折り重なるようにして、「再生」された作品は、

奥深い輝きが息づいているように感じます。

 

 

心理面接室 O.C.WORK は、『過剰適応』の専門機関です。

<個人の心理面接>と、<こころの査定>を行っています。

 

心理面接やこころの査定に、感じることは、「こころの修復と再生」です。

 

西洋絵画の修復と、こころとでは、対象が異なります。

異なる対象でありますので、同じ土俵にあげるのは、

むずかしい話しではあるのですが。

 

それでも、こころに向き合うことと、

古い絵画が、修復を通して、大切にされる過程には、

共通するような何かがあるように感じます。

 

それは、どちらも、

アートが生まれる、魂の源泉にある、…存在、…命、

魂の底の底にある…命の存在に、向き合っているように感じます。

 

 

「過剰適応」は、幼い頃に生き延びるために

苦しいながらに、身につけた、「守り・生きる術」。

その手法を身につけるに至った背景があるはずです。

 

でも、それは、いわば、“緊急対応”として身につけたもの。

大人になった今では、その機能が、逆に、あなたの手かせになって、

あなたの自由を束縛し、苦しい、ということはあるでしょう。

 

その術を、もし外していくとして、どのようにしていくか。

 

絵画の修復において、いきなり、古い絵の具を、強い力でこすり落としたり、

最新の塗料を、上から塗り重ねたりはしないでしょう。

 

もし、そうすれば、絵画は、修復どころか、

壊れたり、別のものになってしまいます。

 

古い絵の具を落とす時には、さざまな薬剤や、柔らかい布で、

薄く溶かすように、何度も、そっと繰り返していくのではないでしょうか。

 

こころを壊さないように、あなたの“守り”を守りながら、

でも、あなたの苦しみ、傷つきが、少しずつ和らぎ、緩み、

 

あなたがあなたを取り戻す過程で、

だんだんと、周囲のことが気にならなくなってきたり、

まわりを気にしている自分のことが、あまり気にならなくなる…。

 

ゆっくりと丁寧に、扱うことが、とても大切です。

 

もし、こころの破損が見つかったなら

いろいろな方法で、つなぎ合わせ、修理し、欠損部分を補ったりしながら、

こころを、育て、つくっていきましょう。

 

適応がいきすぎてしまう『過剰適応』は、過去の安全ではなかった環境のなかで、

あなたが生き残るために、身につけた、「生きる術・工夫」。

「苦肉の策」ともいえます。

 

しかし、自分の気持ちを脇において、周囲や他者に合わせ、配慮し、

過剰なまでに適応しようとすることが、

 

「自分の存在をなきもの」として扱ってしまうことになります。
あなたの心の苦しさは、そこから生まれている可能性があります。

 

でも、自分の心を、他者の前に表現することは、怖さがともなうかもしれません。

他者に合わせることで、大丈夫に振る舞うことで

傷ついた自分の心が、漏れ出ないように、守ってきたかもしれないのです。

 

自分を表現することの怖さ。自分って、なんだかよくわからない、

人から何を言われても、本当は信じてなんかいない、という思い…etc。

 

『過剰適応』の方の、心の複雑な在りようを知る、

専門のカウンセリングを、受けてみませんか。

 

奥にかくれている、隠されている、

 

傷やひび割れた心、ないがしろにされてきた、言葉にならない情緒、

そうしたものを、ゆっくりと、言葉や言葉にならない気持ちとして、

扱っていきます。

扱われていなかったものに、姿や形を与えたり、想像したり。

それによって、あなたの、小さい頃に凍り付いたままのこころに

姿やかたち、血が通ってくるのです。

 

時には、傷みを、伴うことがあるかもしれません。

凍傷が治るときには、さまざまな痛みや痒みがでてくることがありますが、

心の修復にも、痛みや悲しみが、伴うことがあります。

しかし、その痛みや悲しみと出会えることは、

乾いた心に、潤いや喜びを戻してくれることでしょう。

 

……ひび割れたこころを、閉じていく。

その方向性は、充足感やこころが満たされる体験へとつながっていくでしょう。

 

オリジナルな、あなたのこころ。

ていねいに向き合い、修復し、育ててゆく。

 

どうか、難しく、考えないでください。

心理面接を、どう受けたらいいのだろう…、うまくできるかしら…と。

 

あなたの、日々の困っている所から、一緒に、一歩を踏み出しましょう。

 

その作業は、「こころの修復」であり、「こころの再生」であると

心理面接室O.C.WORK は、とらえています。

 

 

<こころを形作る作業>が、ある時期において、部分的に滞ったかもしれない。

その部分を、過剰適応という、方法で、対応しようと、頑張っている、かもしれない、あなた。

 

あなたの、今に至る背景に、どんな理由があるのでしょう。

それは、一人一人、異なる物語り、です。

失ってしまった時間は、代え難いものですが、

そこから、立ち直ることは、できると信じています。

 

ご自分の傷やひび割れを、強さにかえて、

新しいあなたが、再生される、「こころの再生」です。