愛あるみなさま、こんにちは。
島田よしのです。
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人は不安や恐怖を感じるような場面に出くわすと、
逃げる
闘う
すくむ
このような反応をすることがわかっています
闘争・逃走反応と言われています。
これは大昔、
狩りをしていた頃の名残で
危険な生き物と対峙した時に
闘うか・逃げるかを選択しなければいけなかったので
DNAレベルで刻み込まれている
私たち人間の「本能」でもあるんですよね。
コロナの自粛中、
イライラしたり、
攻撃的になる人が増えたのは
無意識に「命の危険」を感じた人たちの
闘争反応が活性化した
と考えられますよね。
実際に、うちのすぐ近くの郵便局では
ソーシャルディスタンスのために
建物の外に長い行列ができ、
郵便局員さんとお客さんのバトルが
毎日繰り広げられていました。
ちょっとしたスイッチで
闘争反応が活性化しちゃった
というわけです。
でも、その前の段階で
きっと、つもりつもったストレスがあったはずで
情報による刺激の量が多すぎたり、
何か、常に「我慢」を強いられているような状況だったり、
それまで蓄積された不快なものが
ちょっとしたスイッチで爆発してしまう
そんな光景を
何度も目にしてきました。
人は、不安や恐怖を感じると
心拍数が上がり、
呼吸が浅く早くなり
アドレナリンがたくさん放出されます。
そうすることで
闘う・逃げるための
爆発的なエネルギーを出すことができるんですね。
このことから、
子どもが不登校になった時、
私は、毎日のように闘争反応が出ていたんだなあ
とわかりました。
自分や家族の「命の危険」を本能的に感じて
守らなければ！！！
という強い思いでいたわけなんですね。
無意識ですが、
学校に行かなくなる＝「命の危険」
と感じていたのだろうと思います。
不登校の子どもたちもきっと、無意識に「不安」や「命の危険」を感じて
学校から逃げるという選択肢を選んだのではないかなあと思います。
Awakeningプログラムのサポート生で
この「闘争反応」が出まくっちゃって
いつもイライラしているという方がいたんですけど、
彼女、この反応の仕組みを知ったあと
客観的に自分を見れるようになって
「あ、今、自分は闘争反応が出ているんだなあ」
「不安なんだな、怖いんだなあ」
と一歩引いて、自分を見れるようになりました。
怒ること自体悪いことではないのだけれど、
怒ることでとても疲れていたのよねw
（自分を責めちゃうし）
最後に、
この「闘争・逃走反応」が出ちゃってると感じた時は
呼吸に意識を向けてあげるといいです。
闘争・逃走反応の症状としては
・汗がたくさん出る
・体がこわばる
・筋肉が緊張する
・呼吸が早くなる
・呼吸が浅くなる
などがあります。
闘争・逃走反応は「脳」から「自律神経」に伝えられて
交感神経が興奮状態になります。
ですので、意識的に
副交感神経を優位にしてあげられるといいんですね。
副交感神経を優位にするためには
「呼吸」に意識を向けて
ゆっくりゆっくりふか〜い呼吸を繰り返すといいですよ。
すぐには上手にできないかもしれませんが
日々の積み重ねが大事です！
ということで、
今日は、サポート生からリクエストのあった
闘争・逃走反応について書いてみました。
何かの参考になれば
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