※注意※

このお話はゲーム「スタデュバレー(switch版)」の二次創作です。


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第18話_ジャスと妖精

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「そんなことがあってよ…あの時はホント肝を冷したぜ…」


シェーンは、レモン入りの炭酸水を飲んだ。


シェーンとユウは、テレビゲームの『プレーリーキングで遊んでいた。


「ユウ、お前、ひとりで遊んでるジャスのことを、いつも気にかけてくれてるようだな。ありがとよ。」


「あぁ、いいってことよ。」


ポテトチップスをつまみながら、コーラをひとくち。


最近のジェスは笑顔が増えた。


出会った頃は大人しくて、ひとりで縄跳びする女の子の姿が、なんとなく心配で気がかりだった。


マーニーに聞けば、両親は他界していると言う。


いつか秋の日に池で遊んでいるジェスは、そのまま、ぽちゃんと、水面に消えてしまいそうに見えた。


「ジャスは…ここに来る前は、じいさんの家に住んでたんだけどな。」




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つづく