※注意※

このお話はゲーム「スタデュバレー(switch版)」の二次創作です。


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第16話_ジャスと妖精

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「おい!ジャス!!しっかりしろ!!!!」


シェーンの怒鳴り声で、ジャスは目を覚ました。


「あれ…シェーンおじさん…。」


「お前…!!!どうしたんだ!こんなところで!!!!」


「ジャス、大丈夫?なにか怖いことはなかった…?」


「マーニーおばさん…」


そこは夜明けの、シンダーサップの森だった。


ジャスは、あくびをした。


「そうだ、、お気に入りの人形を池に忘れて、、夜中に取りにきて、、星がキレイだったから、見てたの…。それで、いつの間にか寝ちゃったみたい…。」


「……馬鹿野郎!!!どれだけ心配したと思っているんだ!!!!」


「本当にそれだけ?体を冷して…風邪は引いてないの?」


「うん…。」


思い出せないけれど、楽しい夢や、懐かしい夢を見た気がした。


「シェーンおじさん、マーニーおばさん、おはよう。」


にっこり笑うジャスに、シェーンはすっかり拍子が抜けてしまった。マーニーは女の子の頭を愛おしそうに撫でた。


「マーニーさんのお手て、ぷにぷにしてて、かわいいね。」


マーニーの手を見て、ジャスは微笑んだ。




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つづく