※注意※

このお話はゲーム「スタデュバレー(switch版)」の二次創作です。


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第7話_ジャスと妖精

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暗い暗い森だけど、満月の光が差し込んでいる。


妖精たちの森だと思うと、ジャスの胸は高鳴った。


「みんな~!ただいまー!フィーよ!たくさん甘~い蜜を持って帰ってきたわ!」


妖精フィーの言葉で、森の木陰から、少しずつ小さな灯りがあらわれてきた。


それは、ひとつひとつが妖精だった。


女の子の妖精、男の子の妖精、蝶の羽、トンボの羽…


「人間だ…。」


「人間の女の子…。」


「この子はジャス!みんなが大好きな物を持って来てくれたの!さぁ、ジャス、みんなに見せてあげて。」


ジャスは、カバンから、蜂蜜と、メープルシロップと、花を取り出した。


取り巻く妖精達が、息を飲んだ。



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つづく