※注意※

このお話はゲーム「スタデュバレー(switch版)」の二次創作です。


↓第1話はこちら↓ 






*******************************************

第6話_ジャスと妖精

*******************************************

「あぁ、ジャス…!あなたって、なんて優しいのかしら!」


暗い夜の森の中、ジャスは上着を着て、ランタンを持ち、おしゃべりな妖精フィーと歩いていた。


カバンの中には、紙に巻かれたフェアリーローズと、キッチンから拝借した、蜂蜜とメープルシロップが入っている。


「きっとみんな大喜びよ!私達って、甘いものに目がなくて。」


ジャスは、美しい妖精の言葉に、はにかんだ。


キラキラと光りながら、蝶のように飛ぶ妖精は、蛍よりもキレイで、いつまでもながめていたくなる。


いつもひとりで遊んでいた池のほとりを抜け、さらに奥へ。


「ジャス!招待してあげるわ!ここが私たちの秘密の森よ。」


妖精と、女の子は、どんどん夜の森の奥へと進む。


大人も知らない、秘密の森へ…。


*******************************************



つづく