※注意※

このお話はゲーム「スタデュバレー(switch版)」の二次創作です。「ラム酒」などゲームには出てこない単語・情報が出てきます。ご注意ください。全16話にっこり



↓第1話はこちら↓


https://ameblo.jp/october-rabbit-1010/entry-12788728185.html 





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第3話_人魚のペンダントの伝承
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僕の新しい友人は、酔ってくると、面白い話をこぼし始めることがある。

本人はハッキリ言わないが、どうやら、不思議な世界の住人とご縁がある様子だった。

妖精なのか、魔女なのか、はたまた夜の住人だろうか。

魔物退治に駆り出されて、洞窟などを探検したりもするそうだが、僕とは縁の無い未知の香りが、会話から漂ってくるのだ。

僕とリアは、見えない物にカタチを与える生業だから、僕たち常人では出会えない神秘と、出会っている人種なのだろうと、なんとなく感じていた。

「どうだい、最近、何か新しいことはあったかい?」

どうやら今夜は酔いが早いらしい。さっそく顔に赤みを帯び、ぽつりぽつりと、実はこんなことがあって、、と、今日の出来事を話してくれた。

雨の海辺での出来事だった。

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つづく