昨日、競馬場 に行く前に、フランク・ブラングィンの展覧会を見に、国立西洋美術館に行ってきました♪
たどり着く前に、そして帰るときにも、ことごとく目の前で、電車のドアが閉まって、乗り損ねるという、間の悪さもありましたが、上野の森まで無事に行ってきました。
何時もなら、写真を載せながら、一言二言文章を入れていくという、記事の書き方をするのですが、写真撮影は禁止されているので、文章だけになります。
写真もあった方が、記事を見る人もわかりやすいだろうし、私自身も昔を振り返ったときに、わかりやすくていいのですけど、仕方がないですね(;^_^A
このフランク・ブラングィン、日本との関わりが強く、川崎造船所(現・川崎重工業)の初代社長、松方幸次郎のコレクションを支えたのが、フランク・ブラングィンです。
松方が彼の作品を次々と購入する一方で、ブラングィンは松方の美術品収集を助け、松方のコレクションを公開する「共楽美術館」の建築デザインをも手がけています。
この「共楽美術館」は、関東大震災、その後経済危機に伴い実現しませんでした。
展覧会を通しての感想としては、フランク・ブラングィンの船、労働者に対する絵は、生き生きとしていて、こちらに訴えかけてくるものがありました。
一時、船に乗ってそこで働いていた経歴を持っているから、船や労働者に対する絵には、躍動感が生まれるのかもしれませんね。
展覧会の中で、個人的に良かった作品としては、
「造船」
「蹄鉄工」
「英国軍艦ブリタニア号の最期」
「ベルギーの嘆きの聖母」
「若者の功名心」
「慈愛」
「海賊バカニーア」
「りんご搾り」
こんなところですかね。
この中で、ひと際目を引くのが、「海賊バカニーア」です。
この作品が、飾られているフロアに入った瞬間、その存在を認識させられました。
全体に使われている赤色が強烈でした。
ただ、嫌らしい、くどい色使いでは無かったと思います。
体調が悪かったりすると、この「海賊バカニーア」、嫌われるかもしれませんね。
他の作品の色使いは、そこまででは無かったので、より私の記憶に残っています。
一通り見て、図鑑の値段見たら、2700円…
う~ん、ちょっと高いなぁ(ノ゚ο゚)ノ
結局買いませんでした。