先日富士登山から帰ってきました。
頂上からの眺めは人生で初めての体験
登山中にいろんなことを考えました。
木々が生い茂り鶯の鳴き声も7合目あたりまで
そこから上はたくさんの雨雲を霧のように受け止めながら
時には雷雲級の雲が差し掛かるとざざーーっと雨を受け取りながら
頂上付近は岩だけの世界
天に近づくことはエネルギーは豊かではあるけど
こと人間の生活においては酸素も希薄で水もままならず貴重なものになっていきます。
今までに当たり前にあるうちは空気も水もありがたさなどに意識はいかないけれど
「無い」ことを知るとはじめて
「有る」がわかるということをしっかり受け取れました。
そればかりか、誰もが喜びを感じるさまは世界共通
山頂のご来光時、朝4:46頃
日本語の「万歳」ばかりでなく
英語、中国語、フランス語さまざまな歓喜が沸き起こる。
光にもカメラを向けたけど
その歓声にカメラを向けると
私が観てみたかった世界が写ってました。
(↓誰もが喜ぶ姿)
しばらくご来光が拝めなかった日が続いたんだって
素晴らしいタイミングに出くわせて
それから80歳過ぎの単独で登頂されているマダムをはじめ
飲食で共に出会えた縁に勇気いただいちゃいました。
国や年齢を理由にブロックする必要もないね。
頂上付近のエネルギーは、こんな歓喜をたくさん含んでいる空間と岩によるものなのかもしれないね。