この記事を読んで、すぐに診断名はつけれないことを知り。
ずっと引っかかっることを思い出す。
一年前、精神科に息子を連れて行って
ずっと後悔していることがある。
精神科に行ったその日に、精神科の医師に
(息子が)「うつ病です」とはっきり言われたことである。
診断書には『うつ状態』と書いたにも関わらず、簡単な問診後、医師は「うつ病です」と会ったその日に言った。本人と私同時に。
(この時に『うつ状態』だったことは紹介医に、後で聞いたので間違いない)
病名を、カルテとは違う病名を告知するのはどうなんだ??である。
いや、カルテに書いてないので、嘘である。
確かにうつ病と言われたことでほっとはした。「僕はうつ病だから」と息子は言って、
いろんなことを諦めた。
私もうつ病のせいにして、
「死にたくなるのは、うつ病のせいだから」
と言って、慰めた。
でも。
最初に、うつ状態と言われていたとしたら?
その方が
「うつ病になりかかってるから、そうならないように、やっていこう」と親子共々、言い合えたんでは?
そしたらもっと違ってたんでは?とも思う。
もちろん命を守れたから、少しの引っかかりだけど。
後に
「正常です」と言われたのも正直、笑えるよ。(もちろん苦笑という意味で)
そのせいじゃないかもだけど
息子は
「どうせオレはうつ病だから」とか
言われてもない病気を自分に当てはめるようになった。
今もネットで得た情報から勝手に
『オレ、双極性障害だから』とか
『HSP(繊細さん)だよ、オレ』
『適応障害だから』などなど。
思いつきで病気を当てはめる。
病気って自分で決めるんでしたっけ?
それぐらい安易に病名がつけられてる気がします。
成長期にじっとしていられる方が私はおかしいと思ってますので、安易に精神病の診断をしないでほしいな、と思います。
『すぐに病名はつけない』、精神科のマニュアルがあるなら、徹底してほしい!