本日午後、妹けいこ、週一通院の自宅療養が可能になり、無事退院しました。
家に着いた妹からの電話の声は、それはそれはとても嬉しそうで、私も本当に幸せな気分になりました。
私にとって妹は、愛らしい笑顔でポーズをつける女の子のイメージのままで、とうに30を過ぎていても小さな幼児ぐらいの子であるように愛おしいのです。
反面、強い意思を持ち、弱音を吐かず、あきらめず、いつも努力し、前を向く、私の尊敬する女性でもあります。
実は8月上旬に退院が決まったあと、たぶん気も体も緩んだんでしょう、妹は風邪をひいてしまい、今日まで入院延長しておりました。
でも、おかげで一番暑い時期は過ぎたようなので、良かったと思います。
とにかく、移植直前は不安で不安で仕方がありませんでした。
私がそんなんだから、妹はもっと不安だったのではないかと思いますが、不安だとは一言も聞きませんから、私の骨髄を信じてくれていたのかもしれません。
私はといえば、図太い自分の骨髄液が妹のか細い体から抵抗にされ、強い拒否反応になりやしないか、もしくは生着拒否されたらどうしようと内心ハラハラしていました。
それでも、私の骨髄液も、妹の身体も、母と弟はじめ親戚、友人、知人に至る多くの方の祈りと励ましのおかげで、無事造血細胞が生着し造血を始めてくれました。
このとき、まだその先心配される急性GVHDや慢性GVHGという移植片対宿主病(GVHD)
のことは措いて、とても安堵したのが本音です。
生着後は、急性GVHDの症状が小さくでたり、体調も一進一退したりしましたが、極めて順調な回復をして、週一通院での自宅療養に漕ぎ着けました。
本当に皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。目に見えないものでも、表現のように、大地や自然や人の、エネルギーや気持ちは伝わるものだと信じているので、一人でも多く、ほんの少しでも、想っていただければ、妹の快復パワーに繋がるとお願いましたが、その通りに皆様の祈り、応援、激励が届いて回復していると実感しています。
本来なら、きちんとひとりひとりにお会いして御礼を申し上げたいところです。
本当に本当にありがとうございます!!!
私に出来ることがありましたら、遠慮なく言ってください。
皆様のご健康と、世界の平和を祈っております。