垣谷美雨さんの『子育てはもう卒業します』
この本に登場する3人の女性達は
1950年代の後半に生まれた設定なので
いま60代後半の人達が読むと共感できるかも
私はもう少し後に生まれたので
作品の中で、彼女達が就職活動時に
「女子は自宅通勤に限る」と求人票に書かれてあった、という点に驚きました
私が就活してた時期はバブルがはじけて
氷河期だったし、お茶汲みやコピー取りのOLは
消えつつある時期でしたから…
で、前にもブログで書いたように
やっと就職決まって働き始めたら
ブラック企業で長時間労働でした
でも彼女達3人に共感できるところもあります
実の親に頼れず子育てを頑張ってきたとか
文系に進んだ事で就職先がなかなか決まらず
サービス業にとりあえず就職したとか
娘には同じ失敗して欲しくないから
看護学校に行って手に職をって思う親心
すごく共感しちゃいました
有名大学を出るとか、一流企業が、ではなく
今の子供達に必要なのは「稼ぐ力」ですね