長いこと日本語教師をしていても

新しい発見があるものです。

(私が気が付かなすぎるだけかも?)

 

レッスン中

「大変ですね」と言う会話文がありました。

 

これは”同情”の気持ちがありますよね。

英語で言ったら”sympathy”ですよね。

 

でも

 

「大変、大変!聞いて、聞いて!」みたいな場合は

何かトラブルがある場合とか

思ってもいない出来事があった場合などで

”同情”とは全く違います。

 

日本語は同じ言葉でも全然違う意味を持つ言葉があります。

そのような研究を私の出身校の先生が研究していらっしゃいました。

 

 

レッスン中

「結構です」というフレーズが出てきました。

 

この「結構です」も二つの全く違う意味がありますよね。

教科書ではお断りの意味で使われました。

 

だけど、

 

「良い」と言う意味でも使いますよね。

それを説明するのに

私のお茶の先生から教えて頂いた

お抹茶を一口飲んでから亭主に

 「大変結構です」

と言う事を説明した時に

 

ん?! 「大変」!

 

この場合の「大変」は「とても」と言う意味です!

 

第三の「大変」に気が付き

改めてびっくりしてしまった日本語教師でした💦