卒業研究として

継承語としての日本語教育と

AP Japaneseについて書きました。

 

論文を提出してすぐに

AP Japaneseレッスンをして欲しいと急に生徒さんが増えて

本格的のこの分野の日本語教師になろうかと考えてます。

 

継承語としての日本語教育に携わる日本語教師は

全体の日本語教師の中では少ないのではないかと思われます。

 

ですが

 

その日本語教師の学歴は高いと思われます。

皆さん、修士号や博士号を持っていらっしゃいます。

なぜかと言うと

アメリカの教育機関で日本語を教えるには

最低でも修士号が求められるからです。

 

アメリカに移住して

コミュニティーカレッジでTutorをした時

上司だった女性は博士号持ちでした。

 

大体、アメリカで管理職についている人は

最低でも修士、

多くの人が博士号を持っているように思います。

特に教育関係は。

 

部屋にかかっている名札にDr.と言う敬称があって

「いいな、これ」と言った覚えがあります。

 

また、Mr.とかMr.とかMs.などの敬称がありますが

博士号を取ったらDr.またはPhd.の称号になり

敬称なしの名簿でも博士号を持っていれば

その人だけはDr.の称号が付きます。

 

それだけ博士号には権威があると言う事でしょうか。

ジェンダーフリーの昨今でもまだMr.とかMrs.などの敬称がある中で

博士号を持っていたらそれは関係なくなります。

 

そんなこんなを考えると

やはり大学院に行くと言う事が少し気になります。

 

短大卒だった頃は

大学院なんて夢のような事でしたが

大学を卒業した今、

ちょっとだけ身近に感じるようになりました。

 

そして

 

AP Japaneseレッスンで

多くの継承語を学んで来た生徒さんに接する事により

これらの生徒さんにある特徴がある事が分かり

もう一本ぐらい論文が書けそうだなと思えてきました。

 

だけど

 

現実的に

今から大学院に行くとして

受験勉強もしなくてはいけないだろうし

修士号を取るだけでも還暦になってしまいそう。

 

子供達がまだ大学生の今

自分にその学費を費やすのもどうかと思うし

 

今は修士号とか博士号などの肩書に惹かれていて

実際に継承語としての日本語について

本当に研究したいのかと聞かれたらそれも怪しいです。

 

50代も半ばを過ぎて

ちょっとだけ悩んでいる自分がいます。