第3クールは

検定試験があったので

あまり単位習得を進めませんでした。

 

そして

 

この第3クールの目玉が

  『教育実習』

 

私は実家が千葉なので

東京の専門学校にしました。

 

一週目に3日間

二週目は留学生を入れて二日間

 

千葉と言っても外房

東京と言っても西東京

東から西へ

千葉横断

東京横断

2時間以上かかるので

ホテルに5泊 

 

アメリカから日本への渡航費

PCR検査などにかかった費用

実習費

食費やその他

この教育実習にかかった費用

かなりな額になります。

 

なので

 

目一杯、学ぼうと

発言や質問をしまくったので

先生やご学友たちにうるさがられていたと思います。

 

でも

 

そのお陰で

 

直説法と間接法の教授法

違うのだろうなぁ~と漠然と思っていたことが

”こう違うのか!”と理解でき

今後

どうのような日本語教師として

どのような学習者を対象にするか

明確にすることが出来ました。

 

やはり

 

対象学習者によって

教え方や教える事や度合いなど

全然違うのだと

先生や

日本語教師として教えていらっしゃる方々と接し

実感しました。

 

例えば

 

私の生徒さん達はほぼ100%トトロを知っています。

なぜなら

日本語を習いたいと思う生徒さんは

アニメオタクが多いから。

 

だけど

 

お仕事などで

やや仕方なく日本語を習わなくてはならないような

日本語を習う目的が

働くためなので

アニメやトトロは興味がなく

知らないのだそうです。

 

これは私にとっては意外でした。

仕事のために日本語を習っている学習者

趣味のために日本語を習っている学習者

勿論、ニーズが違うので

いろいろと違いがあるのだろうなぁとは思っていたけど

ああ、こういう事が違うのか!

と言うのが、

この実習で実感することが出来ました。

 

教える内容も

私が指導を受けた先生は

助詞の一文字の違いをしっかりと教えるタイプだったのですが

やはり

日本語で初心者の学習者に教えるには限界があるので

直説法では、間接法で教えるほど深くは教えないのだな…と感じました。

 

”日本語教師”と言っても

いろいろな先生がいらして

国家資格にしようと言う働きも

その様々な日本語教師の存在を網羅した国家資格

となるとまた条件が変わってくるのかな。

 

日本語教育能力検定試験も国家資格も

日本の告示校で日本語を教える日本語教師向けだと感じます。