私が通信大学で学位を取得しようと思ったのは

 

 「国家資格 公認日本語教師資格」

 

の条件に学士の条件があったのが大きかったです。

 

勿論、以前から短大卒じゃなぁと

学歴コンプレックスがあったのも確かですが。

 

ところが

 

5月31日の会議で

「学士以上の学位を資格取得条件にはしないことにする」

と決まったそうです。

 

詳しくはコチラ

 

えーーーーっ!と思ったご学友の皆さん、

ほんと えーーーーっ!ですよね?

 

要らないんですって、学士号

 

なんだそれ?

 

って感じですが、

まあ、前から学位は欲しいなと思っていたから良いです。

 

420時間日本語教師養成講座は

確か以前は学士号はいらなかったはずなのに

いつの間にか+大卒になっていたのでびっくりしました。

これもちょっとひどいなぁと思ったのですが・・・

 

 

「国家資格 公認日本語教師」

 

まだまだ時間がかかりそうですね。

 

 

今のところは

日本語教育能力検定試験合格者

420時間日本語教師養成講座修了者

大学で26単位以上日本語教育の科目履修者

 

これらの方々は

経過措置に国家資格が貰えるようなんですが

大前提だった「学士号取得」が無くなってしまうようだから

これからどう変わるか分からないですよね。

 

日本語教育能力検定試験は

実習経験がなくても合格できるので

なにか追加があるかも知れないし

 

大手前大学(通信)は

日本語科目履修は主専攻にも副専攻にもならないし。

 

=現職日本語教師等の資格取得法=

、「日本語 教育機関の告示基準」第1条第1項第 13 号の教員要件を満たす

現職の日本語教 師等が公認日本語教師の資格取得を希望する場合、

原則として筆記試験合格及 び教育実習履修・修了の要件を満たした上で

公認日本語教師の資格を取得する こととする。 

ただし、質が担保されている機関で一定年数以上働く等、

教育の現場における 実践的な資質・能力が担保される者に関しては、

教育実習の免除を検討するなど の配慮を検討する。

 

ってあるけど、これって?

 

「原則として筆記試験合格及 び教育実習履修・修了の要件を満たした上で」

 

試験、受けないといけないの?要らないよね?

 

日本語の先生…日本語が分からない…

 

 

アメリカのプライベートで教える分には

資格はいりません。

今まで

学歴とか資格とか聞かれた事は皆無です。

 

だけど

 

「日本語教師」と言う国家資格ができるのであれば

持っていないと

やはりプロフェッショナル感が無くなるような気がします。

最低賃金よりお高いレッスン代を戴くのは申し訳ない気がします。

 

日本語教育能力検定試験に合格したいのは

今現在、証明できる資格的なものがこれだからです。

これも

アメリカでプライベートで教えている分には必要ないです。

 

そして

 

数年前までは

私にとって日本語教師は副業でした。

ちょっとしたお小遣い稼ぎ程度だったので

日本語教育能力検定試験の存在は

20年以上前から知っていたけど

受験する気はありませんでした。

 

一昨年から

ここで就職は難しいと実感

「職業は?」と聞かれたら

「日本語教師です!」と答えられるようになろうと

検定試験を受験したり

大学に入学しました。

 

このブログにいらっしゃる方の中には

これから日本語教師を目指したり

大学に行こうか迷っている方もいらっしゃると思います。

 

私の印象だと

日本語教師の世界

ちょっと混沌としている感じです。

 

学習者のニーズが多様

それを教える教師も多様

 

いろいろな人のお話を聞いたり

実際に教える現場などで

資格取得や学位取得など

考えるのも一つかと思います。