エミール デュルケーム

フランスの社会学者

オーギュスト・コント後に登場した代表的な総合社会学提唱者

 

アノミー

社会秩序が乱れ、混乱した状態にあることを指す「アノモス」を語源とし、

宗教学において使用されていた

デュルケームが初めて社会学にこの言葉を用いたことにより一般化した。

デュルケームはこれを近代社会の病理とみなした。

社会の規制や規則が緩んだ状態においては、

個人が必ずしも自由になるとは限らず、

かえって不安定な状況に陥ることを指す。

規制や規則が緩むことは、必ずしも社会にとってよいことではないと言える。

 

異文化に接した時、それまでの価値観とは全く違い、

どう対応して良いか分からなくなる人が、アノミーに陥ったとき、

エポケーは一時的に混乱を回避する役割を持つ

 

エポケー(判断保留)

自分が理解できないことに接した時に

一時的に判断を停止、保留する

 

 

キーワード

自殺論

道徳教育論

異文化

方法論的集団主義