上田萬年

萬年(かずとし)  (1867- 1937) 日本の国語学者、言語学者
 
ドイツ チェンバレンにつき、国語学を学ぶ
 
1902年 国語調査委員会主査委員 (明治30年代)
 
「P音考」  
日本語のハ行音が,P→F→Hの変遷を遂げたことを説く
 
「国語のため」
国語とは?
 
 
 
=「日本語を作った男」 山田著 =
明治維新を迎え「江戸」が「東京」となった後も、
それを「とうきやう」とか「とうけい」と様々に呼ぶ人がいた。
明治にはまだ「日本語」はなかったのである。
「日本語(標準語)」を作ることこそが国(国家という意識)を作ることである
近代言語学を初めて日本に導入すると同時に、標準語の制定や仮名遣いの統一などを通じて
「近代日本語」の成立にきわめて大きな役割を果たした国語学者・上田万年とその時代を描く。
 
 
キーワード
ドイツ留学
チェンバレン
仮名遣い
国語学研究
国字改良