新クトゥルフ神話TRPG

 

ホワイトフォース 

 

 

《注意》

このTRPGリプレイには、神話生物の独自的解釈、世界観の自己妄想が含まれます。

また、この物語はフィクションであり、実在する人物や団体を攻撃する目的はありません。あらかじめご理解ください。

新クトゥルフ神話TRPGの権利表記は後述

▼字幕色▼

PC:紅炎 定春 PL:定春(定)

PC:三枝 千紘 PL:柊 御言(柊)https://twitter.com/hiiragimikoto__

 

KP:追佐龍灯(追) (https://twitter.com/Tsuisa_OCS)

 

▼前回はこちら▼

 

 

本編

「それでは、次はどこに行くでしょうか?あとは【聞き込み調査をする】【路地裏を探索する】などができます。」

「路地裏以行こう路地裏。」

「聞き込み調査はしないの!?」

「え、これ…聞き込み先行った方が良いんちゃうん?てか二手にわかれられへんの?」

「別れられます。」

柊(三枝)「じゅあ僕は路地裏に行きます。」

定(紅炎)「はいはい。じゃぁオレ聞き込み行くわ。おまえやばなったら連絡しろよ。」

柊(三枝)「了解っす。」

 

 聞き込み調査

「上下田在住と思われる一人の男性を発見します。声をかけてみて下さい。」

定(紅炎)「あ、すいません。」

男性「あぁ、なにかね?」

定(紅炎)「ちょっと聞きたいことがあるんですが…。いいっすかね?」

男性「あぁ、私がこたえられることであれば。」

定(紅炎)「『上下田』についてお聞きしたいっす。」

男性「あぁ、上下田上下田…。まぁ、知っているとは思うけど、ここはもともと、東京湾と言う入り江でね。君は…まだ若いから君が生まれるよりも前に、できたところさ。まぁ私は上下田に住んでトラック運転手をしているんだが…まぁ…そうだな。治安は良いとは言えないな。むしろ悪い。だが、特に何不自由なく生活しているよ。ギャング達も、自分たちが不利益になるが故に、うかつに我々のような堅気のものには手を出さないからね。」

定(紅炎)「なるほどね。」

男性「他に何か聞きたいことはあるかい?」

定(紅炎)「あの…あそこの…なんちゃら教。」

男性「「あぁ、エルダー教。最近噂になっているねぇ…。教徒は、不格好な星の描かれた指輪をつけているそうだ。そんな話を聞く。」

定(紅炎)「なんか意味あったりするんすかね…?」

「う~ん…知識ハード成功で情報を上げます。」

 

紅炎 定春 CC<=75 【知識】 (1D100<=75) > 99 > 失敗

 

「おぉ…ファンブルギリギリ…。失敗なので情報は手に入りませんね。」

定(紅炎)「じゃぁ最後に邪悪な波動について聞きますわ。」

男性「邪悪な波動…?どこから…でてるものかね?私には…。」

定(紅炎)「なるほどね…わからないと。」

定春さん、なにか対人技能もってますか?」

「【威圧】しかない。」

「【威圧】すんのかー。親切なおじさんやのにな…。」

「ちょっおれもそれ心痛いわ…。」

「じゃぁまぁやめときますね。」

男性「またなにかきになることがあったらいつでも聞いてくれ。」

 

 路地裏

「治安の悪い街の路地裏というだけあって、どこから犯罪が起こってもおかしくないような雰囲気を醸し出しています。完全にやばい。そして…気が付くと、三枝さんは数人の屈強な男たちに囲まれてしまいました。戦闘に入ります。それではまず定春さん、【DEX】で振ってください。」

「え、おれ?」

 

紅炎 定春 CC<=35 【DEX】 (1D100<=35) > 9 > ハード成功

 

「おぉ!成功した!そうですね…何ならハード成功なので…1ラウンドで定春さんは三枝さんに合流します。では、三枝さん戦闘です。」

「死にそうなったらチャカぶっぱなせよお前。」

「3人男は居ますね。」

「なんかあるかなー…。ナイフ、ナイフ持ってることにします。」

「では【近接戦闘】でどうぞ。」

 

三枝 千紘 CC<=40 【近接戦闘(ナイフ)】 (1D100<=40) > 12 > ハード成功

        2d4+1 (2D4+1) > 6[2,4]+1 > 7

 

「巧みなナイフさばきによって、一人かなり大けがを負って気絶しますね。」※ゲームバランス等の兼ね合いで、敵のショック判定は行っていません。

「残り二人です。」

屈強 CC<=85 【近接戦闘ナイフ】 (1D100<=85) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 4 > イクストリーム成功

    2d4+1d3 (2D4+1D3) > 5[4,1]+1[1] > 6

「あれ、これ死ぬんじゃね?」

「www。」

「おれは?おれは?」

定春さんはこのターンが終わった後にたどり着きます。」

「おまえこのターンしのげ!」

「うーん、さっき行動しましたが…【回避】行ってもいいですよ。」

「【回避】初期値かな…。」

三枝さんはMOVが7なので、回避は27です。」

「運悪いなー…。絶対零度くらいか…。」

 

三枝 千紘 CC<=27 【回避】 (1D100<=27) > 48 > 失敗

 

「やばくねこれ。」

「まともに受けますね。」

三枝 千尋 HP:8→2

「さらにもう一人います。」

 

屈強 CC<=85 【近接戦闘ナイフ】 (1D100<=85) > 38 > ハード成功

    1d4+1d3+1 (1D4+1D3+1) > 3[3]+1[1]+1 > 5

 

「これ死ぬくね?」

「一応【回避】いきます。」

 

三枝 千紘 CC<=27 【回避】 (1D100<=27) > 64 > 失敗

        HP:2→-3

「死にますが、同時に、死にかけの所に定春さんが颯爽と現れます。定春さんには、一回男たちを見送って延命治療をするという選択肢と、こいつらと闘うって言うせんたくしがあります。」

「ちょっと逃げて【応急手当】振ります。」

「とりあえず男たちは見送れますね。【応急手当】う~ん…+【幸運】ハード以上で!蘇生ができるかもしれません!」※通常のルールであればできませんが、死ぬことを想定していないイベントであったため、甘々です。

 

紅炎 定春 CC<=77 【応急手当】 (1D100<=77) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 48 > 48 > レギュラー成功

        CC<=60 【幸運】 (1D100<=60) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 8 > 8 > イクストリーム成功

 

「おおおおおおおおお!」

「おらよっ!誰も死なせねぇんだよ!」

「超甘い判定ですが…死にませんね。HP1で復活します。お礼とかあります?」

柊(三枝)「お礼…ありがとうございます。センパイ。」

「ということで…間一髪のあなた方は、路地裏のその先。進んだところにあなた方はたどり着きますね。ちなみに、先ほどの男たちがアナーキーズのメンバーだったということは、分かっていいでしょう。」

「そして路地裏の奥には、白く、長いあごひげを携えた老人がすわっていました。」

老人「おうおう、やっときたか。お主らがOCSのメンバーか?」

定(紅炎)「はい。」

老人「おうそうかそうか。わしは、この上下田で情報屋もやっているOCSのメンバーじゃ。よろしくのう。」

定(紅炎)「よろしくおねがいします。」

柊(三枝)「おなっしゃっす。」

老人「若く元気のいい少年たちじゃ。まぁ、そうじゃな。君たちに与えられる情報なんじゃが…今、この町は二つの組織の対立関係が激化していることは、しっておるかの?」

定(紅炎)「まぁ…はい。ヤクザと教会と…。」

老人「そして、二大勢力の一つエルダー教が、アナーキーズへの対抗策として、『ある事』を成そうとしておるんじゃ。」

老人「つまり、ホワイトフォースをめざめさせようとしておる。」

柊(三枝)「ホワイトホール!白い明日が待ってるぜってやつっすか。」※ポケモン

老人「な、何のことかわからんのう。」

柊(三枝)「某…ロケット団。」

定(紅炎)「ホワイトホール?」

老人「ホワイトフォースじゃ。白い力と書いて…。」

定(紅炎)「モンスター…?」

老人「詳しくはわしも分からんが…我々OCSが討伐の対象としておる神話生物であることは確かじゃろう。」

定(紅炎)「なるほど。」

老人「このホワイトフォースが目覚めれば、この上下田だけでなく、世界中が混沌に陥ることになるじゃろう。わしらは、秘密結社OCSとして、この事態を早々に止めなければならない。そうじゃろう?」

「そんな重要な任務に二人だけってなめてるやろ…。」

老人「いや、本部も、最近この情報を知ったんじゃ。」

定(紅炎)「いやあれやろ?そもそもこの組織そんなに人がおらん精鋭集団やから二人しか割けへんかったんやろ。」

老人「そうじゃそうじゃ。世界中でもメンバーは100人にも満たないからのう。他の古代遺物の回収や神話生物の討伐に向かっているもの達も多い。」

定(紅炎)「これ討伐せなあかんの?捕獲じゃなくて。」

柊(三枝)「勝てんくね?」

老人「いや、討伐と言うよりは…あの、まぁそうじゃな。ホワイトフォースの力の強さにもよるが、復活の阻止と言う方が、分かりやすいかもしれんのう。」

柊(三枝)「あ~はいはいはい。」

定(紅炎)「ヒスイ玉ぶんなげる作戦で行く?」※ポケモンレジェンズアルセウス

老人「なんて??アルセウスは…わしはやっておらんくてもう・・・。随分昔のゲームをしっておるんじゃのう。」※2218年の設定です

「忘れてたんですけど、現実離れした話をさも当然化の様に離されたので【SAN値チェック】ですね。」

 

三枝 千紘 CC<=43 【SAN値チェック】 (1D100<=42) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 97 > 97 > ファンブル

        SAN:43→42

紅炎 定春 CC<=62 【SAN値チェック】 (1D100<=62) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 59 > 59 > レギュラー成功

 

老人「しかし、アナーキーズのネクロノミコンの使用も止めなければならない。」

定(紅炎)「ネクロノミコン?」

老人「ネクロノミコンはもともとのわしらの目的としておった古代遺物じゃ。それを回収することがわしらの当初の目的じゃった。つまり、先ほど二人しか割けなかったという話をしておったが、エルダー教がこのような危険なことに手を出すとはまったくもって予測できていなかった話で…。」

柊(三枝)「あ~なるほどね。」

定(紅炎)「なるほど。」

老人「役に立つじゃろうし、その少年も手当てせねばならんじゃろうから、この上下田の便利屋を紹介しておいてやろう。」

老人「まぁわしは…非戦闘員なのでの。見守ることしかできんが…若い衆頑張ってくれ。」

「と言われて、あなた方は路地裏を出ます。」

 

この後便利屋に行ったのですが、武器ももっており、特に面白くなかったので割愛します。

三枝 千紘HP:1→9

 

「便利屋での買い物を終えた探索者達が店を出ると、途端、空が暗転する。アナーキーズの事務所にあった邪悪な波動はその勢いを増し、エルダー教の教会の上空にはぽっかりと異次元への穴が開いている。アナーキーズを放っておけば、邪悪な気配はこの町を包み、その後、人の息をする場などなくなってしまうだろう。エルダー教を放っておけば、あの門が完全に開き、旧き神があらわれこの地を荒野に変えてしまうであろう。…と言う風にあなた方は感じます。【SAN値チェック】です。」

「チェック多いな〜」

 

三枝 千紘 CC<=42 【SAN値チェック】 (1D100<=42) > 84 > 失敗

      SAN:42→39

紅炎 定春 CC<=62 【SAN値チェック】 (1D100<=62) > 53 > レギュラー成功

      SAN:62→61

追「それでは、最終戦闘が開始します。

つづく

 

おまけ

キャラクター紹介

紅炎 定春
出身は不明
171センチ、職業は暗殺者
戦闘技能は高く、本能的に危機を察知する力に長けている。高い戦闘技術と戦いの経験からOCSにスカウトされた。地図にも載っていないような国が出身地で国籍的には不明等なっており現在は日本国籍。

社会の情報が閉ざされ極端な情報統制がされておりしまをでるまでは社会について何1つ知らなかった。

出身地が貧乏で狩猟民族なため戦闘技術に秀でていて奪い合う世界で幼い頃を過ごした。島民全体の戦闘技術が高く最強の部族であり生身でイノシシや熊を殴り殺せる実力を島民のほとんどが持っている。

10歳のときに本国の人間が島に上陸し危険民族だとみなされ親や親族、友達など島の人々およそ2000人が殺された。最強の部族ではあったが武器がナイフぐらいしかなく本島の軍隊が扱う銃火器には手も足も出なかった。この事件は明るみに出ることはなく地図にも乗っていないしまだったので誰も知らない事件となった。

島民が殺されたとき定春は狩りに出ており。帰ってきたときには全員が殺され、後処理がされているところだった。定春は仲間のいない世の中に価値を見いだせず仲間と共に最後を迎えることが出来なかった自分を呪うと同時に特に調べず最強の部族だからといって無差別に襲撃した本国に復讐を誓った。

本島の隊員がおいていった拳銃や刃渡りの長いナイフなどを拾い復讐に使うため使いこなせるように来る日も来る日も戦闘訓練を一人でこなした。

12歳になり島に流れ着いた船を直し本島へ上陸。国家転覆を目論見ながら暗殺者を生業とし機会を伺っていた。そんななか暗殺者の先輩と共に行動していく中で筋が通った真っ直ぐな考え方、高い戦闘技術をもち優しい人柄な先輩に心を開いていった。

そんな先輩と共に行ったある任務で窮地に陥る二人。先輩は我が身を犠牲に定春を逃してくれた。また守れなかった。

自分の大事な人が守ることができず落ち込む定春に声をかけたのがOCSのリーダーだった。定春はOCSに入り任務の傍ら自分の島が襲われた事件を調べると大いなる陰謀のもとに島民が弾圧されたことが判明。

この世の闇を牛耳るほどの力をもつこの陰謀によって島民が殺されたことが判明。そんな社会の悪を滅し、復讐を果たすために定春は今日も世界を飛び回る