新クトゥルフ神話TRPG

 

ホワイトフォース 

 

 

《注意》

このTRPGリプレイには、神話生物の独自的解釈、世界観の自己妄想が含まれます。

また、この物語はフィクションであり、実在する人物や団体を攻撃する目的はありません。あらかじめご理解ください。

新クトゥルフ神話TRPGの権利表記は後述

▼字幕色▼

PC:紅炎 定春 PL:定春(定)

PC:三枝 千紘 PL:柊 御言(柊)https://twitter.com/hiiragimikoto__

 

KP:追佐龍灯(追) (https://twitter.com/Tsuisa_OCS)

 

本編

時は2218年、来る第5次世界大戦へと向け、新日本帝国は軍事地区上下田計画を立案し、東京湾の埋め立てを開始。2180年の計画立案から約20年をかけ、東京湾の埋め立ては完了した。しかし、G14の世界和平条約にサインをしてしまった新日本帝国は、多大なコストをかけた軍事地区上下田計画は頓挫することとなり、東京湾を埋め立てて作られた土地上下田は今現在世界で最も治安が悪い場所とされていた。

 

そして、世界中の古代遺物の回収と神話生物の討伐による世界平和を目的とした秘密結社、OCSに所属する探索者たちは、上下田のギャンググループが所持しているという、古代遺物ネクロノミコンを回収するために、かの上下田へと訪れていた。

 

「上下田の中であなたたち二人はどのように出会うのでしょうか?自由に描写をしてください。」

「なるほどね。」

「どう〜せね、これ文字起こすときに追佐がなんちゃら頑張ってくれるから。」

「だからまぁ、あの自由に、なんかこうまず、『う〜んっしょ』とか言ってくれたらwww。」

「俺ら今上下田にいる?」

「そうですね、上下田。東京湾を埋め立てて作られた土地に貴方達二人はいます。」

定春のキャラって何歳なん?」

「17。」

「あ〜、17なんや。へ〜。学生ぐらいの歳…。」

「自由にね、描写してもらって。」

「じゃぁそこらへんのチンピラ倒して、金を奪いましょう。」

「ww…えっ、じゃぁそっから始める感じですか?」

「やばいことしてるやん。」

「じゃぁ…私あの、チンピラやりますので。」

「俺仕事に来ただけやねんけど…。」

「wwwwwww」

「貴方達は秘密結社に所属しているということを、お互いに知っていて良いでしょう。」

「なるほどね。」

「じゃぁ私チンピラやるので、は…っていうか三枝はチンピラ倒すところからww始めましょうか。」

「すごいところから始まるな…。」

 

チンピラ「あ〜いや〜、やっぱタバコはうめぇな。うんうん。おいちょっと、そこの兄ちゃん。なになんか偉そうな顔して歩いてんだ?おい。なんだよ。」

柊(三枝)「僕たち金がないんだよ。金を置いてってくれないかな?お兄さん。」

チンピラ「金?お前、初対面のやつに金を要求する奴があるか?なに馬鹿みたいなこと言ってやがんだよ。おいおい、こんなところに異性の良い馬鹿なガキがいるぞ。」

チンピラB「へへっほんとだなへへへ。」

「wwwwww」

定(紅炎)「お前、お前だけでなんとかしろよ三枝。俺知らんぞこれ。」

「しらんの⁉︎」

定(紅炎)「俺三枝が倒れてから手ぇ出すから。」

「これって、俺って弱いのこれ。チンピラには勝てるやろ?」

「勝てるとは思いますよ。なんか、ロールしてもらったら…それで。勝てたかどうか判定します。」

定(紅炎)「じゃぁ俺待っとくから。」

「殴って気絶をさせたいですね〜…なに振るの?」

「近接戦闘とか持ってたら。チンピラは…回避します。」

 

三枝 千紘 CC<=40 【近接戦闘】 (1D100<=40) > 25 > レギュラー成功

チンピラ CC<=20 【回避】(1D100<=20)> 70 > 失敗

 

「回避失敗して当たったので…そうだなぁ…1D6のダメージを与えましょう。

定(紅炎)「三枝早く片付けろー。」

「後ろからめっちゃせかされてるけど…。」

 

三枝 千紘 1d6 (1D6) > 5

 

「5点なんで…気絶するかな?1発バーンってやられて…というか殴ったの?蹴ったの?」

「殴りじゃない?」

「顔面殴られてバタッつって気絶しましたね。」

「えーじゃぁこれもしかして相手側がマイキーみたいなん出てくる?」※東京リベンジャーズ

「パーのダチやられて…ッ!」

「いや、『覚えてやがれ〜』て感じで不良の連れが二人くらいでわっしょいわっしょいって抱えながら帰っていきますね。『くそっ、なんてガキだ〜』って言いながら。」

「で、いつ会うんだ君たちは⁉︎」

「もうおるよ!」

「あ、おる?後ろに…あ、じゃぁ君たちはもう会ってて…」

「合流して、三枝が金ないって言うから…」

「奪ったってことっすね。(ドヤァ…)」

「多分紅炎が先輩だよね?」

定(紅炎)三枝って何歳?」

柊(三枝)「俺15、出身ローマ」

定(紅炎)「じゃぁ俺が先輩やな。」

「まぁそうだね…先輩は金貸してあげないの?」

定(紅炎)「俺も手持ちないし。」

「ま、じゃぁ…【幸運】振ってください。」

 

紅炎 定春 CC<=60 【幸運】 (1D100<=60) > 74 > 失敗

三枝 千紘 CC<=40 【幸運】 (1D100<=40) > 98 > ファンブル

 

「ファンブってんなぁ!…二人は、チンピラをのしたんですが、チンピラ達は財布を落として行ったりとかはしていなく、…三枝は財布を探して地面を四つん這いになって探していたところ、頭を壁にぶつけてしまいます。HPを1減らしてください。」

「まじかよ。」

三枝 千紘 HP:12→11

「お二人はもう合っているということで…。では描写進めます。」

 

「一通りの自己紹介(?)を終えた後、貴方達は、ここにくる前にどれだけの情報を手に入れられていたかということを判定します。【図書館】【コンピューター】【歴史】等で振ってください。」

 

三枝 千紘 CC<=50 【図書館】 (1D100<=50) > 1 > クリティカル

 

「はいクリティカル。」

「無いな…今回圧倒的に…頭の悪い構成で来てるから。」

「おうクリティカル…あのさwwお前さっきファンブル出したよなぁ?wwじゃあそうですね、三枝の方はしっかり前持って上下田について情報を調べてきていたということで。こちらの情報、成功の度合いによって開示される情報が違うのですが、全部読み上げますね。」

上下田について

・上下田の治安は悪く、今から調査するギャング「アナーキーズ」は上下田の中では上から3番に入る程度の凶悪な組織である。

・最近上下田には異国から入ってきた宗教、エルダー教が勢力を拡大している。

・アナーキーズとエルダー教はともに対立関係にある。

 

の方から定春に、『こういうことがあるんですよ〜』とか説明するような描写があってもいいかもしれません。」

定(紅炎)「俺はその場で仕事をこなすタイプやから、なにも調べてきてなかったけど。」

柊(三枝)「馬鹿ですよね貴方ね。ちゃんと下調べくらいはしてくださいよね。」

定(紅炎)「殺すぞ」

「初対面で『殺すぞ』は怖すぎるやろww。」

「刺すぞお前」

 

「それらの情報に加え、OCSの本部からは、現地のことをよく知る老人が上下田にいるはずだから、その人を探すようにと言われています。」

「では、ここから、古代遺物ネクロノミコンの回収を目的とし捜査を開始します。」

&柊「はい。」

 

「【聞き込みをする】【アナーキーズの事務所に行く】【路地裏を探索する】【エルダー教会を見に行く】の4択を選べます。」

「え、アナーキーズの事務所に突っ込んでボスをサクッとやっちゃうみたいなのはできないんですか?」

「とりあえず【アナーキーズの事務所に行く】でいいですか?」

「いいんじゃない。」

 

 アナーキーズ事務所

「事務所の前には複数人の屈強そうな男達が立っているために不用意に中に入るのが難しいことを表しています…【目星】を振ってください。」

 

三枝 千紘 CC<=50 【目星】 (1D100<=50) > 80 > 失敗

紅炎 定春 CC<=85 【目星】 (1D100<=85) > 27 > ハード成功

 

「イェーイ」

「事務所の中からは、明らかな異様な雰囲気が漏れ出しています。邪悪としか取れないその波動は、事務所の外にいても感じ取ることができます。定春さん【SAN値チェック】です。」

「なるほどね。」

 

紅炎 定春 CC<=65 【SAN値チェック】 (1D100<=65) > 97 > 失敗

      SAN:65→64

 

「それらの情報に加え、ハード成功した定春さんは、その邪悪な気配が4階から発生ているということまでわかります。」

「4階?4階かーなるほどね。」

「ちなみに定春さんは三枝さんにそのことを伝えますかね?できればどのように教えるかもRPしてもらえれば。」

「伝えますね。」

定(紅炎)「おい、お前わかるか?この覇気。」

柊(三枝)「わからないっすね先輩。」

定(紅炎)「まじで?4階から、すごい邪悪な波動を感じるから。頭入れとけよ。」

三枝さんも【SAN値チェック】どうぞ。

 

三枝 千紘 CC<=45 【SAN値チェック】 (1D100<=45) > 53 > 失敗

      SAN:45→43

 

「邪悪な波動とか…ルカリオヒスイのすがたやろ。」※いません

「それ以上の情報は手に入らなさそうですね。」

「本部からは爆弾とか支給されてないんですか?」

「支給はされてないですね。」

「武器0…?」

「現地調達です!」

「現地調達…⁉︎まじかー…。」

「おもろいやんけ。」

「とりあえずそこら辺の石ころを4階にぶん投げますね。」

「おいちょっと待てお前そんな急に石投げたら。」

「このために【投擲】を追加したんだ!」

 

三枝 千紘 CC<=50 【投擲】 (1D100<=50) > 26 > レギュラー成功

 

「石は4かいにミラクルヒットします。バリーンって窓ガラスが割れて、『なんだなんだ!』と言って、また数人、入り口に立っていたのと同じような屈強な男達が出てきて、入り口で張っていた男も、『窓が割れた音がする⁉︎』と言って、『どこだ、どっから石が投げられたんだ⁉︎』と慌てふためいています。【目星】を振ります。」

 

屈強な男 CC<=25 【目星】 (1D100<=25) > 21 > レギュラー成功

 

「成功したので、発見されます。」

「俺逃げるぞ。」

屈強な男「あいつだ、あいつが投げたぞ!」

定(紅炎)「お前、なに勝手に石投げとんねん。」

 

三枝 千紘 CC<=50 【目星】 (1D100<=50) > 100 > ファンブル

紅炎 定春 CC<=85 【目星】 (1D100<=85) > 74 > レギュラー成功

 

「定春さんは、ヤベって気づいて逃げて、三枝さんは、コンタクトレンズでも落としたのか、前が見えないような状況で敵が近づいてきます。」

定(紅炎)「指示なく勝手に石投げるなお前…危機感が足りてない危機感が。」

「…三枝さん黙っているということは助けなくてもいいということじゃないですかね、定春さん。」

柊(三枝)「…まぁいいでしょう。」

「どうしますか?」

「俺はちょっと離れたところで見とく。三枝やばなったらいくわ。」

三枝さんは屈強な男数人に囲まれます…。」

 

屈強な男 CC<=85 【近接戦闘】 (1D100<=85) > 18 > ハード成功

     【ダメージ】1d3+1d3 (1D3+1D3) > 2[2]+1[1] > 3

三枝 千紘 HP:11→8

 

「え、急に殴ってくんの⁉︎」

「お前、ヤ○ザなんてそんなもんや。ギャングのシマで石投げとんねんから、焼き入れられるやろ。」

「直前の目星ファンブルだし、ハード成功なので回避は不能かな?」

「撃つか。」

「撃つ?早くね…?」

定(紅炎)三枝…一人でいける?」

柊(三枝)「大丈夫ですよ。」

「どのように言い訳しますか?」

「とりあえず、手をあげて降伏して、中に入れてもらいます。」

「中には入れてもらえないですが…『何の目的だ!言え!』と言われます。」

「『手が滑りました。』って言います。」

「手が滑っただけでジークになれるもんかね…。」※進撃の巨人

「完っ全に怪しまれているので、【言いくるめ】やその場を逃れられそうな技能を振って貰えれば。ハード以上で考えます。」

「【心理学】行くか!」

 

三枝 千紘 CC<=45 【心理学】 (1D100<=45) > 83 > 失敗

※【心理学】は通常KPが振りますが、割愛しています。

 

「俺の【威圧】はいける?」

「威圧が遠くから飛んでくるってことか〜。それどうだろうな?飛ばしてみるといいかもしれない。」

「飛ばすか。」

 

紅炎 定春 CC<=75 【威圧】 (1D100<=75) > 48 > レギュラー成功

 

「『あの後ろにいる奴もこいつの仲間か?』とざわざわしています。」

定(紅炎)「逃げるぞ。」

「【DEX】振ってください。」

 

三枝 千紘 CC<=55 【DEX】 (1D100<=55) > 37 > 成功

 

定春さんに全体の注目が行っている隙に、三枝さんは逃げ出します。そのようにしてあなた方は難を逃れます。」

 

 エルダー教教会

「アナーキーズの事務所とは違い、一般に解放されているため中に入ることができます。【目星】を振ってください。」

 

三枝 千紘 CC<=50 【目星】 (1D100<=50) > 51 > 失敗

紅炎 定春 CC<=85 【目星】 (1D100<=85) > 4 > イクストリーム成功

 

「お、イクストリーム!壮大な外観とは裏腹に中は狭く、外観との比較より、この礼拝堂の上に2階があることに気がつきます。さらに、教会の上からは先ほどアナーキーズの事務所で感じた邪悪な気配とは違い、聖なる気配のような気もするが、末恐ろしい気配を感じます。【SAN値チェック】です。」

 

紅炎 定春 CC<=64 【SAN値チェック】 (1D100<=64) > 90 > 失敗

      SAN:64→62

 

「2階がやばそうだということに気がついた後、2階への階段というか梯子を見つけます。神父が立っている所の後ろにあるので、死角になっているのですが、体をよじらせて発見します。」

「地下(ネザー)みたいな感じね。」※炎炎ノ消防隊

「そうそうそうそう。」

「神父がいるってことは、階段登ろうとしたら止められると。」

「何教?何教やったっけ?」

「エルダー教です。」

「エルダー教は神信じるとかそっち系?」

「では神父さんに話を聞きましょう。」

「俺アクシズ教やからな。」※この素晴らしい世界に祝福を!

神父「あぁ、どうもこんにちは。」

柊(三枝)「こんにちは。」

神父「あなた方もエルダー教の教えを乞いに来たのでしょうか?」

定(紅炎)「どのような教えかを説明していただいてもよろしいでしょうか?」

神父「そうですね…まず、エルダー教というのは、既存の宗教とは違い、既存の宗教が信仰している神々よりもはるかに昔に…言うならば太古の地球に存在していた神々を信仰する宗教であります。この先訪れる危機を、太古の神々に救いを求めると言うのが、我々の宗教、エルダー教の教えとなっています。今ではこの上下田でも新く信者さんがたくさんいらっしゃって、勢いづいております。」

「僕のキャラクターは、無神論者っていう設定なので、とりあえずその神父をぶっ飛ばします。」

「おいちょっと待てお前またさ!軽率に人を殴るなバカが!」

 

三枝 千紘 CC<=40 【近接戦闘】 (1D100<=40) > 53 > 失敗

 

「殴ろうとしたけど空振りますね。」

定(紅炎)「お前考えてやれや。」

柊(三枝)「いや、俺は無神論者やからっ」

神父「やめなさいやめなさい、祭壇の前でそのような争い事をしてはなりません。分かりましたか?まぁあの、お祈りをするなり何なりしてもらって…。手続きは向こうでできますので。」

「まあじゃぁ外出るかー。あとお前そうやってすぐに軽率に行動するなお前。」

 

続く

 

おまけ

キャラクター紹介

三枝 千紘(15)男

155cm・45kg 黒髪 銀眼

殺し屋  仕事の都合上5ヶ国語話せる。(日本語、イタリア語、ドイツ語、英語、中国語)

ローマ出身

母:三枝静 父:リスター・トール

父が母の家(熊本)に婿として結婚したが、妊娠や家族との喧嘩により父の地元であるローマに住み、千紘が生まれる。

千紘が5歳の時、権力を持っていた父を恨んでいた人(マフィア)から千紘を人質にされ母は父を殺すように言われる。父は母から話を聞き千紘を守るため死を選んだ。千紘は母が父を殺したと思い込んしまう。その時、父の死を確認しに来たはずのマフィアは母をナイフで殺し(マフィアは元から殺すつもりだった)、次は自分が殺されると考えた千紘は傍にあった包丁でマフィアを殺してしまう。その後、千紘は逃げた為、マフィアを殺した人は不明とされている。

逃げた千紘は教会(神を信仰している)が運営する孤児院に引き取られる。そこで千紘は好きな人(サーニャ)が出来、両親が死んでしまい絶望していた千紘に希望が芽生える。しかし、サーニャは突然、孤児院から消えてしまった。千紘は原因を探すため孤児院を調べた結果、神父が娯楽や金のために何人もの孤児を殺したことが分かる。両親もサーニャも死んでしまい救いがないことから千紘は極度な無神論者となる。孤児院は危険だと悟った千紘は孤児院から脱走し、両親やサーニャのことを調べる。すると、あの時のマフィアと教会の繋がりを発見。母は自分を守るために父を殺した事も知る。

千紘が13歳の時、5歳から独学で殺人を学びサーニャや両親を殺したマフィアと教会の上層部を殺害し、結果的にマフィアと教会は潰れることになる。その後、ローマで恐れられる殺し屋となる。

14歳の時、仕事で日本に渡り、才能を見込まれOCSに入り、現在に至る。

 

▼次回はこちら▼

 

 

-【新クトゥルフ神話TRPG ルールブック】---------------------------------------------------
本作は、「 株式会社アークライト  」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『新クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

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PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「新クトゥルフ神話TRPG ルールブック」
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