📘 『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』を読んでみた
最近読んだ投資本の中で、とても印象に残ったのが
『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』。
基本のメッセージはシンプルで、
「優良なインデックスを淡々と買っておけ」
という話が全編に貫かれています。
知っているつもりの内容でも、読んでいると再認識させられました。備忘録として、特に役立った部分を引用して残しておきます。
⚠️ 高コスト商品は“勝率”を大きく下げる
※引用ここから👇
「トリニティ・スタディ」に熱心に関与しているアメリカン・カレッジ・オブ・ファイナンシャル・サービシズのウェイド・ファウ教授はこう話しています。
「株式と債券が半分ずつのポートフォリオで、インフレ調整付き、引き出し率4%のモデルの場合、手数料を支払わないと、成功率は96%ですが、手数料を1%支払うと、成功率は84%に下がります。手数料が2%になった場合には、成功率は65%に落ちます」
言い方を換えれば、「トリニティ・スタディ」において、低コストのインデックスファンド以外に投資したら、そのポートフォリオの実績予測は意味がないということです。
※引用ここまで👆
💰 手数料の「1%・2%」は軽く見てはいけない
手数料って、言葉だけだと
「1%くらい別にいいでしょ
」
「2%でも許容できるのでは?
」
と投資初心者は感じがちですが、成功率の数字で示されると衝撃的。
成功率が96% → 65%に下がる。
正直、ここまで変わるとは思っていませんでした。
今まで
「そりゃ手数料は低いほうがいいよね
」程度の理解でしたが、
今回の引用で
「コストは投資の勝率そのもの」
という事実がすんなり腹落ち。
📝 今日のまとめ
✔ インデックス投資は「勝つため」でもあり「負けないため」
✔ コストは長期投資の成績を大きく左右する
✔ 成功率の数字で見ると“高コストの危険性”がよくわかる
成功率96%を65%に自ら下げてしまうなんて、まさに
「負けに行く投資」。
淡々とインデックスを積み上げることの大切さを再確認できた一冊でした📚
