🔥『FIRE 最強の早期リタイア術』を読んで考えたこと



  「FIREできたらいいな」と思いながらも…


『FIRE 最強の早期リタイア術』を図書館で借りて読みました。


私もなんとなく「FIREできたらいいな口笛」と思っているのですが、自分で言うのもなんですが、かなりの仕事人間です。


平日はほとんど残業していて、家族そろって夕食を食べられるのは週末と祝日くらい。

そんな自分に「本当に今の会社を辞めたいのか?」「仕事をしたくないのか?」と問いかけてみました。


ずっと今の会社にいたいわけではないけれど、もっと家族との時間を確保したい。

「仕事をしたくない」というわけでもないけど、違う仕事をしてみたい気持ちがあるのだと思います。


  「(まだ)自らの情熱に従うな」に刺さる


そんな自分にグサッと刺さったのが、本書の中の一節。

それが「(まだ)自らの情熱に従うな」という章です。


「えー!?好きなことをやった方がいいんじゃないのーびっくり」と思いつつ読み進めると、そこには「必ずしも情熱は良い仕事にはつながらない」という言葉。


つまり、「(まだ)」という部分がポイントで、お金の心配がなくなったFI(Financial Independence)状態になってから、情熱に従えばいいという考え方なのです。


なるほど、と納得しました。

たしかに、芸術家やクリエイターにお金持ちの家庭の出身者が多いのも、経済的不安がないからこそ創作に集中できるという面があるのかもしれません。


  「家は最悪の投資」も耳が痛い


もう一つ印象に残ったのが「なぜ家は最悪の投資なのか」という内容。

すでにマイホームを建ててしまった自分としては、正直耳が痛い内容でしたが、真理を突いていると思いました。


家は資産ではなく「支出を伴う場所」であり、投資リターンを生まない。(ここ数年の東京などは特殊な状況だと思います。)

冷静に考えればその通りです。


  自分は何をしたいのだろう?


著者は世界を旅する、本を書くという人生を選んでいました。

それが「やりたかったこと」だったのでしょう。


では、自分は何をしたいのか?と考えてみると、すぐには答えが出ません。


キャンピングカーで日本中を旅する?

それも楽しそうだけど、妻はあまりそういうのは好きではなさそう。

外国で長期間暮らす?

それも憧れるけど、自分はけっこう日本が好きなんですよね。


今の時点では、「これがやりたい!」と断言できるものはないけれど、FIREを目指す過程で少しずつ見えてくるのかもしれません。

  アラフィフのこれから


アラフィフの自分は、あと何年でFIの状況になれるのか。

それを考えながら、これからも真面目に働きつつ、自分が本当にしたいことを探していきたいと思いますニコニコ