【広陵高校辞退のニュースに思うこと】
今日のトップニュースは、広陵高校が甲子園2回戦以降を辞退したというもの。
↓画像は朝日新聞のもの
私の母は監督の奥さんを知っているらしく応援していたけれど、私はまったく応援していません。(良い選手を集めている私立の強豪校は勝って当たり前で不公平だと以前から思っているので。)
最初のきっかけは、寮でカップラーメンを食べて規則を破った生徒。
「カップラーメンぐらいで…」と思う人もいるでしょう。
でも、本当に問題なのはそこじゃない。
その生徒をいじめた(広陵高校は“いじめではない”と主張していますが)生徒たち、
そしてそれを放置した監督・コーチ・校長などの大人たちです。
未成年の生徒は未熟で間違いも犯すもの。だからこそ、周りの大人が止める立場なのに、見て見ぬふりをした結果がこれです。
辞退の理由には「SNSでの誹謗中傷から生徒を守るため」との説明もありましたが、
そもそも今回の事態を招いたのは、大人たちの管理と判断の甘さ。
安全を守るための辞退と言えば聞こえはいいですが、その前に守るべきは学校の中の子どもたちの環境だったはずです。
母は知り合いという縁で複雑かもしれませんが、私ははっきり言います。
一番悪いのは、規則を破った生徒でも、いじめた生徒でもない。
一番悪いのは、子どもを守る立場にありながら、何もできなかった大人たちだ。
この責任から、絶対に逃げてはいけない