こどもの日はザッハトルテ、母の日はワコール。そして僕は黙って学んだ。
今年のこどもの日、
突然、親からの電話。
「ケーキ持って行くけぇ〜!」
……え? 今!?
アポ無し!?(笑)
車で十数分の場所に出掛けていたいたタイミングだったんですが、「ケーキ」というワードに脳が反応 → 体が自動で帰宅コースへ。
玄関で迎えてくれたのは、バッケンモーツァルトのケーキ。
広島の有名なお店ですね。
どうやら、孫たち(=うちの子どもたち)へのプレゼントとして買ってきてくれたようです。
が、家族4人で分けるという流れになり……
僕もしっかりいただきました。
私が食べたのは、ザッハトルテだったんですが、
これが、しっとり濃厚でめちゃくちゃ美味しい。
「孫のため」と言いつつ、大人の味もしっかり楽しめる1品。
結果、僕のテンションも爆上がりでした。
そんな甘いひとときの後、
やってきたのが母の日。
「お返しにケーキでも持っていこうかな」と考えていたら、
妻からあっさり。
「パジャマ買っておいたよ」
ほう。準備が早い。
ありがたや、と思いながら、実家へ持参。
母が包みを開けた瞬間、僕の目に入ったのは――
Wacoalのロゴ。
……ん? ワコール?
高くない? それ、パジャマだよね?
ユニクロで良くない??
って、一瞬でも思ってしまった自分を
今ここで深く反省しています。
冷静に考えると、妻は
「義理の親にも、ちゃんと“いいもの”を贈る」
という姿勢を持ってくれてたんですよね。
安さや効率じゃなく、
“相手の気持ち”を考えて選んだプレゼント。
僕だったら、たぶん「セールコーナーにちょうどいいのあった!」とか言って、
ユニクロの袋持ってた気がします(笑)
妻のその丁寧さ、思いやり、
改めて感謝しないとな〜と
ワコールのタグを見ながら、しみじみ思いました。
今日の学び
甘いケーキと、やさしい妻の気遣いに、
ちょっと遅れて気づくタイプの僕ですが、
今年の5月は、ちゃんと心に残る月になりました