こん〇〇は。支出最適化大好き夫です。 お得情報や投資に興味ない妻と子供2人の4人家族です。 

私がたまに観る動画について。
「良い意味で」くだらない動画が多いのですが、たまに本質を突いた内容があります。
ただし、かなり下品な動画もあるので、下ネタや下品な内容が苦手な人は閲覧注意⚠️


そんなトレトレ店長が本を出したというので、読んでみました。


苦労をした著者ならではの、生き方についての本質を突いた、意外にも?マジメな内容でした。
「働いたら負け」とありますが、ブラック企業や合わないところで働いたらダメという意味で、トレトレ店長はよく働いています。
巻末の自己紹介が、本の内容をまとめたような内容だったので引用させていただきます。

トレトレ店長(とれとれてんちょう) 
◎YouTubeチャンネル 『トレトレチャンネル』作者。 

◎1974年、北海道にて「おぎゃあ」と生まれる。「保育園に留年があったら絶対ダブってる」というほど、幼少のころから「誰かの都合で決められたルール」 に従うのが苦手。「サラリーマンに! おれはならないっ!」と“逆ワンピース的大志”を抱きつつ、小・中・高校時代を過ごす。

◎しかし、高校卒業後は親戚の手前もあって地元企業に就職。が、55連勤もあるほどの多忙な業務ながら、手取り11万円という「ブラック企業」で、3年間勤めるも退職。その後、2年間で100人以上の従業員が入れ替わるパチンコ店や、「クロスカントリースキーかよっ!」とツッコミたくなるほど雪道を歩かされる電気検針など、職を転々とする。 

◎「サラリーマンは結局、会社の都合に従わないといけない」と痛感し、自営業に転身、のちにYouTubeチャンネルの由来ともなった「カードショップトレトレ」を開店。どうにかこうにか資金のやりくりをしつつも、いったん経営が傾くと、 どうにもこうにもならず。冬は室温がゼロ度以下になるベニア板の部屋で「下手すると凍死」という“「健康で文化的な最低限度の生活」を下回った生活” をおくり、閉店後に残ったのは、雪だるま式に膨らむ「借金」のみであった。 

◎9年間続いたカードショップを閉じたあとは、運送事業に従事。ひょんなことからYouTubeの投稿に目覚め、寝食を忘れ没頭。試行錯誤しながら、登録者 23万超(2023年5月現在)の人気チャンネルに成長させる。借金を完済したあとは、YouTubeの収益を次の事業に投資することで、「お金と時間に縛られない生活」を防衛するための準備は万端にしている。振りかえって、自分の人生がここまで波乱万丈になったのは「サラリーマンになったことが起点」と思うと、「ルールや常識ではなく、自分の魂の叫びに従うべき」と改めて心に誓う。 

◎好きなものは漫画、嫌いなものは飛行機。上京の際はフェリーと車に頼り、移動中も持ち込んだ漫画に読みふけるほど。 

自分はガリ勉ではありませんでしたが、特に疑問を持つこともなく素直に勉強をして、聞き分けの良い優等生タイプでした。
世間で難関と言われる大学、大学院に進み、そこそこの会社に入り、現在はそれなりの生活ができていますが、世間知らずで視野が狭いと自覚しています。
そんな自分から見ると、トレトレ店長の生きる力、たくましさにある種の尊敬の念を抱いています。

この本を読んで、ふと思い出したのが、私の実家のご近所の息子さん。
たぶん私が中学生か高校生ぐらいの頃に、その息子さんが東大に合格しました。
郊外のごく普通の住宅街だったので、ちょっとした話題になったようです。
しかし、数年後、その息子さんがうつ病になり、実家に帰って引きこもったとのこと。
(そのまま働くこともなく、ニートをしているらしい。)

これは極端な例なので、勉強しても意味がないとは言いません。
自分は勉強したおかげでそこそこの生活ができていますし、学歴のおかげで?良い意味で過大評価されているように感じることもあります。

一方で、勉強以外にも考えたり知ることって大事だなと思います。
「まあ、なんとかなるか」という良い意味でのいい加減さとかウインク

自分の子供は勉強もせず、ゲームばかりやっていますが、自分がやる気になった時に頑張れば良いし、それよりも楽しくたくましく生きていく力を付けてもらいたいですねニコニコ