こん〇〇は。支出最適化大好き夫です。 お得情報や投資に興味ない妻と子供2人の4人家族です。
森博嗣さんの「お金の減らし方」を読みました。
わが家は、これから子供にお金がかかるので、著者の森さんのように、使いきれないという心配はないのですが、年齢的には真剣にお金を使うことを考えておこうかなと。
その中で、先日のブログと同じようなことが書いてありましたので、備忘録も兼ねて紹介します。
偉そうな人は、偉くない人である
お金持ちというのは、一般に貪欲な人だと認識されている。ドラマなどに登場するお金持ちのキャラクタは、だいたいそんなふうに描かれている。その姿を見て、「ああはなりたくないな」と思う人が多いことだろう。おそらく、僻み根性を刺激して、共感が得られる常套手段として、脚本家が自然にそういった人物造形をしてしまうのにちがいない。この感覚はやや古い。最近では、このような演出は減っているだろう。
僕が知っている範囲でも、お金持ちは沢山いて、本当にとんでもない生活をしているのだが、例外なくいえることは、良い人というか、優しいし、心遣いが細やかだし、なによりも誠実で几帳面だ。だから、そういう人がお金持ちになるのかな、などと考えてしまうほどである。
お金持ちは、たいてい正直で謙虚である。つまり、威張る必要がないから、腰も低いし、人に良く見られたいという欲求もないから、見栄や嘘の必要がない。本当に偉い人は、偉そうなことは言わない。
自分を良く見せたい人というのは、本当はそれほど良くないから、引け目を感じている。そのコンプレクスがあるから、背伸びをして、人から馬鹿にされないように、と考える。それが、偉そうに見える態度になるのだと分析できる。
実際のお金持ちもこのように感じているということは、自分も覚えておこうと思います

森さんは、名古屋大学工学部卒で、助教授の時に作家となり、印税などで富裕層になった方です。
経歴だけ見ると高学歴エリートだと思いますが、ご自身でも言われているように、好きな研究をやって、副業のために書いた小説がそこそこ売れて、お金が入ってきたとのこと。
そのお金で土地を買って、ミニチュア鉄道を走らせるという完全に偏った趣味をお持ちです。
しかも、その趣味について出版依頼があり、半信半疑で「ミニチュア庭園鉄道」を書いたら、意外にも売れてさらに印税が入ってきちゃったという

自分は、森さんのような熱中できる趣味がありませんが、見栄や人からどう見られるかではなく、本当に自分がやりたいことにお金を使えるようになりたいです
