前回の記事⇒座右の銘
夫の会社の社長さんは年齢的には夫の2個上なのですが、
会社自体が代々受け継がれている(跡取り)こともあり、
組織体制的な古い部分も一緒に受け継がれているところが否めない会社です。
その社長さんに今回、夫が交渉というか意見した話題が、
"仕事談義"の中でも出ました。
夫はその交渉をする際、
社長さんが傾向し、社員にも勧めているある経営塾の理念に沿って、
「あなたはこんな理念を学び社員に謳っているというのに、実際の会社はこんなシステムでいいと思いますか。」
ということを説い(問う)たそうです。
結果、社長さんはその言葉に突き動かされたらしく、
対象となる社内システムの改革をするに至ったと。
夫曰く、
相手の理念を使って、相手を動かすの術
「相手を自分のモノサシではかってはいけない。」
「力づくで風を吹かせた北風に旅人はコートを脱がない。」
そういうことを、私も母によく言われていましたが、
夫も言葉違えどそうやって忍法使ってたんですね。←忍法違う
で、夫の座右の銘、五十六語録を読んでいたとき、
私が「ん・・?」と思ったそれは、
「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」
「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
私も、無意識だけど、夫の理念に沿って、彼が動いて育って実るような投げかけをしていたのではないかと。
実際、アカデミー参加初期、
「夫婦関係は置いといて、まずは働き方!」と思っていたんですけどね。
貪欲に「余裕がないから手放そう」「手放すためにどうしたらいいか」を考えていたら、思わぬ大きな副産物が早々に当たった感じです
もちろんアカデミー内で、大きなキッカケになったあるアドバイスがあったのですが。
(それはまたのおたのしみ)
直球に向かってあれやこれや試すより、置いておく距離感があったから、
夫にも押しつけ感や責め感なく素直に伝わったのかもなぁと
夫もだけど、結局それは、相手を変えよう!より先に、
相手を知ろう!と自分が動いたからこそ。
なんですよね。
相手の理念に沿って、
いい距離を持って、
自分の思う結果に導く。
その交渉術、私にも使ってなんで私にはデッドボール気味なの・・・笑