色々な問題があったり、コロナ禍であったり

大変厳しい東京オリンピック開催かと思いますが、、

昨日の開会式は、本当に

全てに拍手を送りたいです!さ



一つには

長嶋監督と、王監督、松井秀喜選手の三人の姿

国民のヒーローの三人の姿にやはり胸が熱くなってしまった、、、


長嶋茂雄監督は、ミスタージャイアンツ

ヒーロー

その長嶋監督が、もちろん松井秀喜選手には支えられてはいるが、

一歩一歩自分の力で歩いていらっしゃるあのお姿に感動しない人はいないであろう、、



特にわたしには長嶋監督との大切な思い出がある


実は数年前 父が心臓で倒れ

集中治療室に入っていた、私は毎日毎日毎日病院に通い 父に力を与え続けていた

ある日 

兄からこのままだとお前まで倒れてしまうから

少し休みなさい!と

父につきっきりだった私を都内のホテルに

昼ごはん食べに誘い出してくれた

ホテル駐車場に入った途端、凄い人だかり、、


えっ?、、と思って左手を見たら

なんと!長嶋監督が歩いていらしてる姿が目に入った


アー

そう思った瞬間私は車を降り、長嶋監督の元に駆け寄っていた

実は長嶋監督は父が大ファンであり、巨人ファンであったのであった!また、ある会では毎年長嶋監督の隣に座る不思議なご縁もあり、顔見知りではあることは

良く父からはなしを聞れていたのであった、


もう、居ても立っても居られない

、とにかく

長嶋監督とお話がしたいとわたしは走り寄ったのであった!


駆け寄り話しかけた


『私は◯◯◯の娘です、実はその父が今、集中治療室にいて、、生きる気力も失っております、

是非是非力をいただけませんか?」

なにを話そう?か?なんて考えてる暇もなかった、思いが口からでてきたのであった


そう話しかけたら、

長嶋監督は

『そう、、僕でいいの?

僕で良いのなら、と優しい目で返事してくださいました、

あの時はすでに長嶋茂雄監督も倒れた後どちらかの手はポケットに入れていらしたのですが、、


どちらの手だったのか覚えていませんが、

私の手をとり、ゆっくりと握手をしてくださったのです!


手から伝わる長嶋監督の温かさ

本当にあんなに人の手からパワーを感じたことありませんでした!、



数秒の出来事でした


まだ温かみがある手の温もりが消えない内に、、と 急いで病院に戻り

集中治療室で頑張っている父の元へ


話す力もない父に 今起きた奇跡の話

全てを話しました

そして長嶋茂雄監督のパワーをもらえたその握手した手で、父の手を握りました



すると、、

今まで反応がなかった父の目が、、カッと開き

何か言いたくて口を動かしているのです、

ずっとずっと私に何か言いたくて、、、


私にはもちろん!!わかりました

父が長嶋茂雄監督が大好きであったこと

その会で、毎年長嶋茂雄監督の横に座っていたこと、

なにより、嬉しかった!と言いたかったこと、、


父の手を握りながら

長嶋茂雄監督のパワー確実に父に与えられたな、と確信できました!

本当に本当に奇跡のような出来事


父はどんなに、どんなに嬉しかったか、、

それは父の私の手を握り返す力強さでわかりました

良かったあ、、、

そして長嶋監督の本当に優しい温かい手の温もりは未だに忘れられません



父はその数日後亡くなりましたが、新聞まで読売新聞に変えるほど好きだった巨人ファンの父!

長嶋茂雄監督のパワーをもらったまま

天国に行けたと思います

その後話が通じ

長嶋監督からは父への弔電までいただきました、もちろん父の棺桶の中に入れてあげました!



たぶんあちらの世界で、大事に持ち歩いているかと、、、


それからのご縁で父の◯◯会には私が出席して

長嶋監督とはお写真を毎年撮っていただいておりました

また車にお乗りになられた長嶋監督におめにかかると、いつまでもいつまでもニコニコ絵がで

見えなくなるまで窓を開けて手を振り続けてくださってくださいました、



だから、、

昨日のお姿、みんなにパワーを与えようと

ご自分の足で歩かれたあのシーンには、

涙が止まりませんでした


本当の意味で日本の力 パワーの塊

そんな

長嶋監督のお姿、その横でやはり温かい目で見つめて寄り添いながらもみんなに手を振る王監督さんと、支え続けている松井秀喜選手の姿は

日本中、いや、世界中の人の心に感動を与えたことと思います



久々に亡くなった父が横にいるような気がしました!