6月の料理教室では、採れたての新じゃがで肉じゃがを作りました。

 

瀬戸市鳥原の畑で育てているジャガイモを、前日掘り起こしてみたら、出てきた出てきた!メークインの子芋たち。

 

 

 

 

 

 

新じゃがは柔らかく水分が多いので、肉質がしっかりしたメークインが最適。

 

まだ花が咲き終わったばかりで掘り起こすのは可哀そうかと思ったのですが、

掘ってみたら煮物には丁度良い大きさの子芋がたくさんできていました。

 

当日は皮をむかずに煮てみましたが全く気にならないどころか、皮の部分が一番香りがよく、旨味も濃く感じられました。

 

 

さて、今回のテーマは、重ね煮です。

これは、陰陽調和料理という、食材の持つ陰と陽の性質を利用して、陰性な素材から順に陽性な素材へと重ねることで素材の味を引き出し、陰陽のバランスをとるための調理法です。

 

 下から糸こんにゃく、じゃがいも、玉ねぎ、人参、豚肉の順に重ねて少量の水を入れて蒸し煮します。材料が柔らかくなったら、出汁と調味料を入れて一気に煮上げれば本当に短時間で煮崩れることもなく味もしっかりとしみ込んだ美味しい肉じゃがの出来上がり!

 

 

 

 その他のメニューは、梅酢の香りが爽やかな切り干し大根のハリハリ漬け

 
 

 

 

他にも新にんじんの葉で作る味噌味の佃煮、水出し煮干しだしで作るお味噌汁、麦ごはんを作りました。

 

そして、これからの季節にぜひほしいぬか漬けのコツもお伝えしました。

 

季節の野菜で元気に夏を迎えたいですね。

 

 

#ふらっと料理教室 #重ね煮調理 #基礎から習う和食 #和のまなびや