去年売り出したベストアルバム聴き直してみたけど、だいぶ曲のイメージによって歌い分けができるようになってるな。

自分の声じゃ自分の曲は表現できないとずっと思ってたけど、だいぶ曲のイメージと乖離なく違和感もだいぶ抑えられてるように感じる。

得意な曲だけじゃなく、ジャンル関係なくいろんな曲を練習した甲斐があった。

繊細な曲の歌い方、楽しい爽やかな曲の歌い方、アニソンっぽい歌い方、青春ロックっぽい歌い方、ハードロック系の歌い方、このへんはちゃんと表現できるようになってる。

とはいえ歌自体はド下手だけど。

やっぱり一番楽しくて自分の特徴が出せるのはロック調のアニソンだな。

普通のポップス系やロック系も悪くはないけどアニソンロックほど特徴出すと違和感が出るから抑えて歌わなきゃいけないけど、そうなると個性というか声の印象が弱くなってしまう。

もともと持ってる素材が特徴的な声じゃないからなあ。

俺みたいな声質の人間は歌に個性が欲しいのならもっと歌い方にクセをつけなきゃいけないんだろうけど、かっこよさと違和感の境目の調整がめちゃくちゃ難しい。

唯一無二のクセを武器にしてるボーカルはプロアマ問わずすごい。

あれは立派な発明だと思う。

B’z稲葉さんなんて初期はあまりクセのない歌い方だったのに、今では全然歌い方変わってクセありまくりでしかもかっこいい。

あの歌い方に憧れての真似したがる人がいっぱい。

あの歌い方の発明に至るまでに相当な試行錯誤があったんだと思う。

バンドの友達でも唯一無二の歌い方する人いる。

どんな曲を歌ってもその人の歌い方がさまになるものを見つけないといかんな。