ヒロくんとの出会い

１０月１２日、当直明けで病院のはしごでした

１つめの病院が終わり、次の病院は西北西、駐車場出たら右折！！

なのに、なぜか左折をした私

幸い、予約時間までは２０分くらい余裕があるので、
まぁいいや、Ｕターンせずにぐるーっと遠回りして行こうと思い…

２車線２車線の交通量の多い道路、右折予定だったので、内側を走行

香西(高松市)の辺りで、「香西」の標識を見てテンションあがる

車いすバスケが好きで、そのつながりの友達もいるので
これ、写メ撮ったら喜ぶんちゃう？とか思いながら

助手席のスマホに手を伸ばそうとした瞬間(運転中のスマホ操作は禁止です)

走ってる車線の真ん中に、何かが落ちてる

(スマホ取るために、少し視線を下げたので少しだけ早く気づけたのかもです)

とりあえず踏まないように通り過ぎたけど…猫？子猫？

動いた？何か、顔を持ち上げてなかった？

亡くなってる時って横たわってるから、何か違う様子が気になって…

時間に余裕があるから戻ろう、亡くなってたら連れて帰って埋めてあげよう、

でも、もし生きてたら、その時はどうしたらいいのかな…と思いながら

香西のマックでＵターンをし、横を通りすぎるとやっぱり子猫

レッドバロン香西(香西、香西、うざくてすみません)で再度Ｕターン

車を停めて、運転席から降りると、私に向かってミャーミャー

生きてる

後部座席の当直の荷物の中からタオルを取って、

トラックが来てたから、手を挙げて止まってもらい、車道に出て、

子猫をタオルでくるんで、車に乗せました

(トラックの方へのお辞儀も忘れずに)

生きてるのを見た瞬間、先のことなんか考えられなかった

生きてるのに見捨てるなんてできない

とにかく、あの場所から助けなきゃ、このままだと轢かれる

それしか頭になく、勝手に体が動いた感じでした