仙台市体育館にて宮城春高予選の決勝解説を金澤アナウンサーさんと共にやらせていただきました。
決勝女子は古川学園対尚絅学院
震災後初の春高予選。
震災直後は「バレーがまたできるのか?」「バレーをしてていいのか?」選手一人一人いろんな不安と思いを抱えながら、過ごしていた事でしょう。
選手の中には、家が流され避難所で生活していた選手、仮設住宅から通う選手、地元がなくなってしまった選手もたくさんいました。
でも今日コートで戦う選手達の表情を見て、今こうしてバレーボールができる事のありがたさ、感謝の気持ち、強さが伝わってきました。
無念な想いでバレーができなくなってしまった東北バレーボール仲間の為にも…
春高の舞台への切符を手にした古川学園には、東北のみなさんに是非全国制覇を届けてほしい。
金澤アナウンサーの震災の出来事での実況を隣りで聞きながら、私も今までの解説とはまた違う想いが込み上げてきてこらえるのに必死でした。
「日々当たり前の事が、本当はとてもありがたい奇跡なんだ。」
と言う事を忘れてはいけない。
日々感謝しながら、自分にできる事を精一杯頑張ろう。
宮城の強く、頑張る姿に私も感じる事が多かった宮城予選大会でした。
今年解説させていただいた事とてもありがたく感謝です。
ありがとうございました。
みなさん一緒に頑張りましょう!