ちょっとのスペースでみんなと大好きなバレーボール☆

その想いの詰まったボールを持って、まずは石巻の中学生の所へ☆


体育館はもちろん、教室も使えず、急遽無事に生還していた家の中に２つの中学校のバレー部の生徒が集まってくれていました。



表情からはやっぱり疲れの色が出ていて、｢何か子供達を元気にできる事をお願いします…｣と言われ…


自然ととっさに…


１人１人全員に歩みより、想いを込めて

｢本当によく頑張ったね。｣

って抱きしめていました。




話すうちにみんなも少しずつ笑顔になってくれて、念願のボールをみんなに




久々にバレーボール触ったって、とっても喜んでくれました。


今着てる数少ない大事なジャージや、Tシャツ、携帯電話にまで、サインを書いてください！と言われたので心を込めて書きました。

大切そうにしてくれていました。



バレーができる場所ではないけど、やっぱり少しでもバレーボールできたらもっと元気になってくれるんじゃないかなと思って、東京のスポーツショップで買ってきてたソフトバレーボールとビニールバレーボールを取り出し、

民間の隙間を上手く使ってでみんなで
｢円陣でバレーボールやろー！｣
って言ったら思わず転びながらもみんなボールを追いかけて楽しい束の間の大好きなバレーボールをする事ができました！

やっぱりバレー後のみんなの笑顔は太陽のようにイキイキしてたっ！！


そんな子供達の姿を見ていたお母さん達からと心からお礼を言われ、お母さん達も元気になってくれて、子供の笑顔のパワーが何よりの親子さんのパワーの源なんだな。って実感しました。



帰り際中学生からプレゼントが…

｢ボランティアで来てくれた人達に対して、私達もお礼をと言う事でミサンガを２万本作るのを目標にみんなで作っています。オレンジは太陽、白はお米、青は海、この３色にはそんな意味があります。｣



津波の被害にも海を憎まず青色が入っていた事に…なんだか日本人の温かさを感じました。



みんなに

｢今は辛いと思うけどこの経験は必ず何か大切な事に気づかせてくれる！ここでたくさんの小さな幸せやありがたさに気づいたみんなには必ず明るい輝いた未来が待ってるから！！一緒に頑張ろう！！｣


と最後に伝えました。



みんな真剣な表情で首を縦に振ってくれた。







絶対乗り越えてまた会おうねっ！！