M-VAVE Chocolate Plus 買いました!

 M-VAVEのMIDIフットコントローラーChocolateの新型が出ました。

 今回、USB HOSTに対応と記載があったので、DOREmidiとかのUSB HOSTボックスを

使用する必要があったマルチエフェクターが操作できるかなと思い、AliExpressに注文し

届きましたので、使用レポートを。

USB HOSTは勘違い

 USB HOST対応とのことなので、ちょっと古いマルチエフェクターですがZOOM G3をつないでみました。

 「HOST」の端子からUSBケーブルでG3へ、「USB」の端子はUSB電源アダプタへ(給電が必要みたいです)。

 結果は、残念ながら、、無反応。

 ZOOM G1fourは、USBケーブルだけで接続、操作ができるようにはなりました。

 とりあえず、以前のBluetooth MIDIアダプターは不要みたいですね。

 

 

アドバンスカスタムモード2について

 自由にMIDIコードの送信設定ができるアドバンスカスタムモードに、モード2が追加されました。

 これまで、4つのフットスイッチに、A,Bの2バンクの設定ができ、最大8つのMIDIコード送信設定が行えました。

 アドバンスカスタムモード2は、4つのフットスイッチに1つのMIDIコード設定となりますが、

”Foot switch Additional options”という16個の切り替え設定が可能となりました。

 合計4スイッチx16個切り替えなので、最大64個のMIDIコード送信が設定できます。

 切り替えは、フットスイッチのA+B、C+Dで切り替えます。

 

IOSのアプリはバグ修正あり

 IOSのアプリCubeSuiteの古いバージョンは、アドバンスカスタムモードでMIDIコードのSysexを入力するとアプリが

落ちて入力できない致命的なバグがありましたが、新しいChocolate Plus用のバージョンは解消されていました。

ただし、旧のchcolateをつなぐと古いアプリが動くようで、バグが復活します。

 Sysexコマンドは長いので、Windows PCにつないで設定しましょう。

 

あいかわらず説明不足の説明書

 今回も内容薄い説明署には、知りたい情報は何もなし。

  本体裏のQRコードで読み取れる先では、スマホ版アプリと、PC版のCubesuite ( 2.8.6)がダウンロードできます。 

 

 

こっちは、PC版のCubesuiteのバージョンが古い( 2.8.5)です。。。

 

WindowsPCに接続時の注意事項

 WindowsPCに接続する際に、少し手順があるようで、つながらない場合があるようです。

 ①CubeSuiteを立ち上げず、Chocolate Plus本体もUSBケーブル接続しない。

 ②本体の「U O H」のスイッチを「O」から「U」に切り替え、本体中央のディスプレイに表示があるのを確認する。

  ※表示が消えたままだとつながらない。いったん、「H」に切り替え、再度、「U」に切り替えしてディスプレイ

   表示の状態にする。

 ③Chocolate Plus本体とPCをUSBケーブル接続する。

 ④WindowsPCのCubesuiteを起動し、PC画面に「FootCtrlPlus」が表示されれば

  OKです。

 スマホのアプリからの操作は、本体の「U O H」のスイッチが「H」、「U」のどちらかに

切り替えることでBluetooth接続できました。

 

BluetoothMIDIアダプターは使える?

 以前のBluetoothMIDIアダプターは、問題なく使えました。

 電源入れるだけで即つながるので便利。

 本体の「U O H」のスイッチは「H」でも「U」でもどっちも使える。

 となみに、「H」の状態だと、HOSTで有線につないだ機器と、BluetoothMIDIアダプターでつないだ機器の

両方にMIDIコード送信が行われます。

  なんで?

新型Chocolate Plusは買い?

 今回は初めてChocolateを買うよぉ、の人は新型Chocolate Plusがいいかと。

 旧Chocolateを使用していた人の追加購入は、うーん。Plusのメリットが

あんまり感じられなかったです。。。

 マルチエフェクターと有線接続なのでトラブル少ないよね、とか、

 8個以上MIDIコード設定が必要なんだよぉ、とかの理由があれば。

 

 格安のMIDIフットスイッチなので購入おすすめしますが、中華製品なので

自分でトラブル解決ができる人向けっす!

 でわ。