房州に出かけてきました。
安房に住むお友達から素敵なプレゼントをいただきました。
こんにちは
正食千葉教室おちこち、ライフ・メンタルオーガナイザーの向後あき子です。
からだ健やかに、こころ豊かに、暮らしをつなぐ知恵や折々の思いをつづります。
それは、房州うちわ。
こんな素敵な涼やかな柄です。
生地には糸が織り込まれています。
浴衣を着てもちたい、
着ていなくても使いたい、
飾っておいても涼を呼んでくれますね。
久々に会ったお友達です。
友を迎えてくれるこんな心配りに、感謝の思いがつきません・・
房州うちわは日本三大うちわの一つ。
丸亀の平柄うちわ、京都の差し柄うちわ、そして房州うちわが三大うちわなのですね。
房州でのうちわ作りは明治初期に那古町(現在の館山市那古)で始まったそうです。
大正末期から昭和の初めにかけての最盛期には、年間7~800万本ものうちわが生産されていたのだそうです。
現在の那古船方駅。
ちょうど内房線の列車が到着していました。
お隣の館山駅は大きな駅ですが、こちらはひっそりと。
旅好きの元祖鉄子みたいな私は、こんな駅に気持ちがそそられます。
駅近くで房州うちわが展示されている場所が目にとまりました。
体験で制作されたうちわが華やかに展示されていましたよ。
房州うちわは、なんと21もの工程を踏んで作り上げられるのだそうです。
第1から第21まで、順番に展示されている工程をじっくりと拝見してきました。
どの工程も匠の技です。
家に帰って取り出した房州うちわは、しっくりとわが家になじんでくれました。
早速涼やかな風を楽しませてもらおうと思います。
友ご夫妻のことを思い出しながら・・
安房の海を思い出しながら・・
地域に根づく匠の技が、これからも受け継がれていくことを願います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。