1月2・3日の箱根駅伝の余韻も覚めて、さまざまなスポーツがニュースを騒がせています。正月には大きな災害・事故の中もあり、複雑な気持ちで観戦させていただいています。

 箱根駅伝は駒沢一強と言われながら敗れる波乱がありましたが、そもそも箱根駅伝を出雲駅伝や全日本の結果の延長で見るのはどうかと思っていました。というのも母校が三羽ガラスと言われるエース数名を擁しながら箱根で敗れたことが頭にの残っていたからです。

 そして、その母校も辛うじてシード権を確保しましたが、予定していた山の上り、下りをアクシデントで使えないことで、一時はまずい状況も垣間見えながら、他大学にはそれ以上のアクシデント、計算違いがあったようで助けられた感もありました。

 近年の箱根駅伝では、どの大学も故障、発熱、体調不良などで予定した選手を使えず計算違いとなるケースが多くなっているような気がします。これも何かしらの原因があるはずです。

 この計算違いを埋めるのが選手層の厚さであり、それができるのは駒澤大学か青山学院くらいでしょう。

 「駒澤一強」でマスコミがあおる中、それに乗ってしまった駒沢大学、そしてそのお祭り騒ぎを隠れ蓑に、緊張感をあおりながら粛々と準備を整えていた青山学院。

 必然といえば必然かもしれません。