1560年頃の関東の覇権争いは
長尾景虎(上杉謙信)vs北条氏康
旧関東管領・上杉指名の関東管領vs古河公方指名の関東管領という
二人の関東管領による争いに
各国衆が巻き込まれていきます。
(城へ行った順にアップしているので時系列がむちゃくちゃ。
この時はすでに北条氏康によって
扇谷上杉家は滅亡・山内上杉家は越後に敗走しています。
分かりにくくて申し訳ありません。)
越後から関東を攻める長尾景虎。
群馬県にある沼田城から厩橋城と次々と落とし
関東攻めの拠点としたのが厩橋城。
その厩橋城へ行ってきました~
現在は群馬県前橋市の官公庁街となっています。
訪問したのは昨年末。
周辺はニューイヤー駅伝の準備で
あちこちに旗が立っています。
厩橋城本丸跡は群馬県庁となっており
城跡とは思えない近代的な建物
ここに城跡なんてあるのって感じですが
ちゃんとありました~。
かつての厩橋城です。
白丸○が見てきた遺構です。
地図上真ん中四つの白丸○。
ここには立派な土塁が残っているんですよ。
あちこちに
「土塁に登らないで下さい」と注意書きがありますが
一角だけ登れるようになっていました。
行ってみます。
土塁上にも厩橋城の碑
土塁の上から見ると高さ実感。
土塁に沿って歩いて行き
四つ目の白丸○は虎姫観世音。
ここには長尾と北条が争っていた時代よりずっと後、
徳川の時代になってからの天守閣復元図がありました。
長尾景虎vs北条の城めぐりはここまで。
次は徳川家臣団ゆかりの城としての厩橋城です。