日本100名城 七尾城を攻城しています。

 

ここで七尾城について。

 

今は加賀・能登を合わせて石川県となっていますが

足利の時代はまったく異なる国でした。

 

加賀国

室町時代、守護は富樫氏でしたが

後に一向一揆衆に乗っ取られます。

百姓の持ちたる国として独立を保ちますが

安土・越前より攻めてきた織田信長によって滅ぼされます

 

能登国

室町時代、守護は畠山氏

侍を束ねた武家国家をつくりますが

越後・越中から攻めてきた上杉謙信に滅ぼされます。

 

そして・・・

石川県内で織田信長と上杉謙信が衝突

(手取川の戦い)

この戦いでは上杉謙信が勝利しますが

翌年、謙信は越後で死去。

上杉家で後継者争いが勃発し

その間に織田信長が能登国を支配。

前田利家が七尾城に入城します。

 

この後、前田家の領土は増えていき

江戸時代は加賀藩として加賀・能登・越中を治め

100万石の石高となります。

 

石川県の歴史はザクッとこんな感じですが

能登国畠山氏の居城で

上杉謙信が滅ぼしたお城が七尾城です。

 

では本丸から七尾城史資料館まで戻ります。

このルートとなります。

 

分かりにくいので

こちらもご覧下さいダウンダウン

往きは下の黄色い道・帰りは上の郭跡を通ります。

 

本丸にある城山神社も見て

 

本丸から二の丸へ向かいます。

 

 

 

 

二の丸跡です。

 

三の丸へ

二の丸と三の丸の間には大きな堀切

 

 

そして三の丸

 

更に進み安寧寺跡

 

畠山氏の墓碑

 

そして行きと同じ道

大手道を通り

 

七尾城史資料館に戻ってきました。

 

ここで気がつきました。

資料館前ののぼり旗

 

畠山家・前田家・上杉家の家紋です。

 

こうやって約2時間かけて七尾城攻城。

さすがに疲れましたが良いお天気で楽しかったです。

 

最後に日本100名城 50ヶ所目

七尾城のスタンプです。

 

日本100名城めぐりは

ここで折り返しとなります。

 

記念となる50城目は七尾城。

100城目は地元の金沢城でゴール!!と思っていますが

石川県のお城で折り返しとなったことに

偶然ながらも縁を感じますウインク

 

あと50城です。

まだまだいろんなお城へ行けるのが楽しみです。