蟹座と獅子座と夏と | ホロスコさんの星読み

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ホロスコさんの西洋占星術

今日は蟹座に月が入りました。



今日、明日と太陽と月が蟹座。



そして明後日は太陽と月は獅子座へ移動します。



火星も今日、獅子座に入り、明後日は太陽と月と水星と火星が獅子座になるため、がらりと空気が変わりそうですね。



なんか時計の針がぴったり重なったみたいで、ワクワクしちゃいます。



そして月は獅子座で新月を迎えます、



このデラックス感。



さすが獅子座といった感じがします。



特に獅子座のルーラーは太陽というのもあるので、



自己表現の在り方が変わったり、



気合いの入った姿勢が生まれてきそう。



その姿は、入学したての小学生のように、



眩しいくらいのエネルギーに満ちているでしょう。



太陽の持つ力とは、それくらい力強いです。





また獅子座にこれだけ星が集まるということは、



その対岸にいる水瓶座にも、フォーカスされます。



獅子座が主観であれば、水瓶座は客観です。



そもそも水瓶座のルーラーは土星であるため、



社会であったり、家族であったり、友達であったり、枠組みとなるものの存在をなくして、考える事はありません。



しかし、獅子座においては太陽がルーラーとなるため、絶対的な個人、個人の在り方がそのまま社会の在り方ととらえる事となります。



水瓶座とは、まったく逆の発想。



ゆえに獅子座における客観性とは、個人の存在を認めるような、個人が際立つところですから、自ずと注目を集める形となります。



しかし、おもしろいのがどちらも行き着くところが「個」であります。





太陽が獅子座を移動していく時期、



私たちは、自分としての意見であったり、自分からはじめることや、自分にできることなどを見出していきます。



その働きによって、社会が「個」と「個」の集まりによって成立ち、「個」としての役割こそが社会において重要であることを学びます。



そして「個」にフォーカスが当たる時、「個」の持つ、歴史や思想に触れることとなるため、そこに生まれるロマンは、とても大きく深いです。



それは何か辛い事があっても、上を向いて突き進もうとする姿や、



また日の出や日の入りする時、何かの物語がはじまるようでロマンチックじゃありませんか?



獅子座のロマンとは、人間の持つ、力強い躍動感の中にこそ存在し、



そのロマンの中で熱く生き抜くのです。



ゆえに汗くささや、埃くささのような



12星座の中で、もっとも血流を感じるような人間くささを感じます。



獅子座は夏の真っ盛りを示す星座でもあります。



ちなみに蟹座は夏の始まりです。



こんなことを言っていると獅子座の人だけが、



熱い人生を歩めるようにも思えますが、



そんな事は決してありません。



たとえ獅子座でなくても、獅子座のような熱さを持つ事は可能です。



ただマネをするだけです。笑



これは別に星座関係なく、良いと思えるものはどんどん真似をすれば良いのです。



でもそんなのオリジナルじゃないと思うかもしれませんが、そんなことは一切ありません。



そもそもオリジナルなんていうものは、自分の好きなものを寄せ集め、自分なりに編集や組み立てたものでしかないのです。



細かいことは気にせず、どうぞ自分の好きなものだけを見つけていきましょう。



きっと獅子座の太陽は、そんなあなたを熱く見守ってくれることでしょう。



良き夏でありますように。