今朝、犬の散歩に古河市古河を散歩していた所、空き地を妙な動きをする動物が走っていました。よくよく見ると雉です。その雉は我々を見るやすぐに畑の中に走り去ってしまいましたが、こんなところに雉がいるなんて思いもよりませんでした。
 
 雉が鳴くと撃たれます。雉は命のために鳴かない方がいいかもしれませんが、不如帰は、時の天下人によっては、鳴かなければ殺されるやもしれませんでした。(本当ですかね?)
 
 さて、古河市は合併時に新市建設計画を策定し、先導的プロジェクトとして次の4点を着実な実現を目指し推進すると明記しています。
 


 
(仮)南古河駅の設置・・・JR宇都宮線の新駅予定地周辺において、新市街地の形成に努め、新駅設置の早期実現を図ります。
 
筑西幹線道路の整備・・・国・県・市が一体となって、(仮)岩瀬ICから古河・総和地区までの約42kmの区間の整備を促進するとともに、JR宇都宮線新駅までの延伸を図ります。
 
高等教育機関の誘致・・・茨城県内人口5番目の都市にふさわしい高次都市機能の一つとして高等教育機関を誘致し、人材の育成を図ります。
 
各交流拠点の整備・・・文化交流拠点、みどりと産業交流拠点を整備し、県西地域に中心的都市として人と物の交流を図ります。
 


 
 (仮)南古河駅の設置についてはこれまで何度も調査を行ってきましたが、良い情報は得られなかったというのが実情です。古河駅や栗橋駅の乗降客数を減らすことなく、新たな一定の利用者を確保することが条件だからです。
 
 大堤の区画整理が出来て人口が張り付けば利用者もあるかも知れないという提案ではJR側としても首を縦に振ることはないでしょう。
 
 そこで私はこんなことを考えてみました。「大堤の区画整理を行うにあたり、駅前に当たる場所に高等教育機関(公立・県立大学)を誘致する。一学年あたり500名と見積もれば4学年で2000人。教職員や関係者も駅を利用すればそれ以上も見込まれるでしょう。国公立大学の人気は景気の低迷も相まって上がることはあっても下がることはありません。また地方大学が地域に及ぼす経済効果も考えられます。」
 
<参考資料>
「国公立大学の人気傾向続く」
 
「地方大学が地域に及ぼす経済効果分析 報告書」
 
 大変申し訳ありませんが、生徒数減少に伴い私立大学の誘致は考えない方が無難と思われます。その良い例が板倉東洋大学の一学部と、久喜の東京理科大学経営学部2‐4年生の東京キャンパスへの移転です。
 
 板倉、久喜はとんだ誤算をしたことでしょう。古河市はこの事例に学び、私立大学の誘致などには目を向けず、公立大学の誘致を目指してゆくことが望ましいと考えています。
 
 JR宇都宮線の駅前にキャンパスが広がり、毎日数千人の学生が集い、地域の方々の利便性も向上できれば、これこそ高次都市機能ではないでしょうか。
 
 古河は300万都市のさいたまから電車で約30分の所に位置しています。そこを売りにして、この夢物語を実現できるようにもうひと働きをしてみたいと思います。
 
 松下幸之助はこう言いました『失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる』
 
 成功するまで諦めずにやり続けることが大切ということでしょうか。
 
 私も勉強に勉強を重ね、古河市発展のために精進努力したいと思います。