議会事務局より、議会だより一般質問原稿の依頼が届いている。現在の議会だよりは質問部分を質問した議員が要約し、事務局再度が答弁部分を作成する仕組みになっている。
 
 今回の一般質問において第一に質した案件は都市間競争についてであった。選ばれる街とはどのようなものかというものである。
 
 ハード部分の充実だけでなく、ソフト部分もきちんと整備していかなければ選ばれる街になることは難しい。古河市は耐震化を推し進めているために校舎は新しいものが整備されているが、これは全国的に行われているものであり、何も目新しいことではない。
 
 問題は教育の質である。古河市の小中学校の教育の更なる充実についてどの様な差別化を図ってゆくのか質してみた。
 
◯教育部長答弁
 古河市では特別支援教育や個別指導のために介助員、小学校へは教育活動指導員をそれぞれ37名、23名の合わせて60名を配置している。
⇒近隣の市町から人的配置について高い評価を得ている
 平成26年度には英語と数学の指導員、理科の補助員を中学校に配置したいと考えている。更に学力向上の方策として、小中学校の連携、小学校高学年の教科担任制の検討を行い、更なる小中学校の教育の充実を出来る限り進めてゆく。
 昨年度より古河5小をモデル校としてタブレットを活用した学習活動の実践を進めている。平成26年度以降に最新のICT教育環境の下で茨城県はもとより全国でも先進的な教育を推進することで、子供たちの学習効果を高め、古河市の教育がより魅力的になる様取り組んでいきたい。
 
 


 
 以前も書いたが、日野自動車古河工場は古河市の東端に位置している。つくばから車で30分の距離であることを考えると、技術者たちはつくばに住み、古河に通勤するというライフスタイルも考えられる。子供たちの教育環境を考えてみると研究学園都市の方が魅力あるものに映ってしまうかもしれない。
 
 つくばからは少し離れているが、つくばみらい市議会では平成23年に開智学園誘致の決議を行い、その開校が実現されようとしている。常に一歩先をリードする姿勢こそ今の行政や議会に求められることである。私もしっかりと未来を見据えて研究してゆきたいと思う。
 
 本日は「都市間競争について」の「教育分野」をご報告させていただいた。次回は「おらが町のお医者様」のPart2についてご報告したいと思う。